はじめの一歩から

電車の車窓から夕陽がみえた

氷河のような白い雲に

陽光が反射してきれいだった

この氷河がぜんぶ溶けて

みんなめちゃくちゃにしちゃうような

大洪水を起こしてしまえばいい

だがしばらくすると

雲は暗い鈍色となって霧散してしまった

そこでぼくは、また明日も少しずつ生きていこうと思った

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