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カナダで3シーズン活躍。”Carhartt Duck Active Jacket” J130

今までのTシャツ。ジーンズ、ブーツに続き、今回はカナダでの移住生活で便利だなと感じ、利用回数の多いアウター、カーハートアクティブジャケット"Carhartt Duck Active Jacket"について記事にしてみようと思う。

アクティブジャケットは、ダック地と呼ばれる厚手でハリのあるコットンで作られたジャケット。工事現場やファームなどワーク系で使われるくらい耐久性も高く難燃性で、多少の水なら弾くくらい密のある生地

Carharttが長年販売していて、年代ごとに様々なカラーが展開され、サイズも高身長向けサイズ、女性サイズやキッズサイズなど色々ある。
雰囲気は、ネイティブジャパニーズのYoutubeチャンネルが購入レビューや古着探訪をしているので参考にして見てほしい。

氷点下25℃前後でもアクティブジャケットは大活躍。

以下には今までに書いた”海外移住生活こだわり服事情”に関する記事の参照用のリンクを貼ってみた。

【Carhartt Duck Active Jacket(アクティブジャケット)】との出会い

カーハートアクティブジャケットは、日本でも古着市場で人気商品の一つだと思う。

僕が日本に居た当時、全くと言っていいほど自分にとって興味がないジャケットの1つだった。

アメカジスタイルでも有名な1枚となっていたが、コートやデニムジャケットなど他にも着るアイテムがあり、日本の冬では僕の選択肢に入ってこなかったというのが実情だった。

しかし、カナダに来て変わるものである。ユーコン準州の春、秋冬と11ヶ月くらいカナダの地元民が着ているのを見て心を動かされるモノがあった。

ユーコン準州では、気温一桁が当たり前の春や秋だけでなく、氷点下30℃の日でも着ている人がいる。

【カナダでCarhartt アクティブジャケットを購入するまで】

アクティブジャケットを購入するまでは、USAのEbayで購入した米軍経験者のお下がりECWCSのゴアテックスジャケットや日本で買って持参したCanada Gooseを着回していた。

CANADA GOOSEはハッキリ言って1枚でも結構暖かい。しかしながら僕の場合、冬に外出するときは大体アクティビティー(トレイルウォークやハイキングなど)をする時が多い。
そんな僕にとっては、ECWCSの方がフーディーやフリースなどで体温調整ができるので登板数が多かった。

次第にCANADA GOOSEのダウンジャケットは、氷点下25−30℃など寒いとき、通勤などでちょっと外出する時などに選択肢に入るくらいとなり、僕の中で出番が減ってきた。

そのあたりは以下の記事でも語っているので参照してみてくだい。


まだまだカナダ1年目で冬初心者。(ビーニーを被ってない所からも温暖な冬だとわかる。)翌年以降着る機会が減っていく。
秋から真冬、そして夏の兆しが見えてくる6月でも着る機会があって、ほぼ年中使えて便利なECWCS


【遂にカナダでアクティブジャケットの購入】

ECWCSのジャケットばかり着ている生活になってくると、少し飽きる。
学生時代の制服ですら夏冬があったのに、カナダに来てから年中ずっと同じ服装だと冬はほぼ暗いし気分が上がらない。

もう1枚ローテーションするため、ECWCSのように重ね着で上手く回せるアウターが欲しくなってきた。

カナダでアウターは、ほぼ年中着るor携帯するので、ついつい欲しくなってしまうところがある。

※ユーコン準州に居たときは、アルバータ州に比べて極北に近いだけあって夏でも強風で肌寒い日があるので、ジャケットは大事だった。

アルバータ州は、半袖半パンで過ごせるカラッとした日差しの強い夏があるので、ユーコンと比べてジャケット類を使わない時もある。

カナダいる限りジャケットだけは、ミニマリスト化(断捨離)が難しいカテゴリーかもしれない。。

そんなときに思い出したのがCarharttのアクティブジャケットであった。

Carharttは基本的にセールをしないアイテムだった。なので、手軽にカナダの町で見つかる”Mark’s”というワーク系の衣類などを販売するストアで試着して購入してみた。

Mark'sのHPより。当時CA$170程だったが、年々値上げしているようだ。

サイズはSサイズが完売(北米の身体サイズなので、商品点数的にアジアで売れるようなサイズは在庫も少ない?)だった。

そのため在庫のある中で最小サイズのMサイズを試着してみてのだが、北米仕様のワーク系ウェアということもあり少しオーバーサイズ感もあった。

ただ、ECWCSのジャケット(Medium Short)と同様で、タイト過ぎるより冬の重ね着のための余裕があるジャケットの方が良いかなと思い、在庫のあるMサイズを購入した。

内側がメッシュ素材の夏用もシーズン毎に販売しているようだ。
しかし、自分の使用用途は冬着なので、ライニングが3M社のシンサレートのキルトで包まれたジャケットを購入した。
型番J130の3Mシンサレートのジャケットは、メキシコ製らしい。
USA製だとフリース素材になるらしい。
僕は、製造国に拘りがなく購入したのだが、CalgaryにあるBassPro Shop(アウトドアの北米系大型店)でUSA製が販売されているのを見つけてメキシコ製とのライニング違いで少し驚いた。

買った当初は、日本のユニクロなどのXLからXXLのジャケットを着ているような、見た目が甚平サイズだった。

けれどジャケットはダック地なので、洗濯と乾燥、着込むことによる腕周りや背中周囲の皺で徐々にジャケットが少しサイズダウンしていった。

写真のように、厚手のフーディーと組み合わせると、程よく内側に厚みが生まれてオーバーサイズ感もなく着れている。(167cm70kg)

腕周りなどに皺がある。次第に着込むことで購入時より動きやすくなってきた。

現在もTシャツだけだと少しバギーな感じでタイトでない。
逆に言えば、氷点下30℃の日でもインナーダウンやフリースなど重ねて着込む余裕があるので、そういう点で汎用性が高いジャケットだなと思う。

もちろん、ジャケットは耐久性と難燃性があるのでキャンプや車いじりでも問題ない。

雪や多少の雨でもインナーまで染み込まないので冬の吹雪や春のぼた雪でも安心して着ていける。傷や汚れは古着のような経年変化に貢献してくれると思えるので、普段から神経質にならず着れる所が良い。

シーズン毎を目安にジップを完全に締めて洗濯と乾燥機でガンガン回すけど、いい感じに色抜けして、嬉しい限りだ。


3年目となるとサイズもこなれてきて、生地も少しビンテージ感が出てきた。

CANADA GOOSEだと、何年経っても購入時の価格などで物怖じしてしまう。洗濯と乾燥などしようもんなら、大変デリケートだし自己責任ギャンブルなのでかなり気にしてしまう。

ECWCSですら数十年経った古着なので、ゴアテックス専用洗剤を使ってみたり洗濯と乾燥での手入れは忙しい。


その点でCarharttアクティブジャケットは、移住生活で特に買ってよかったジャケットだと思う。

日差しでの眼科疾患予防とドライブでの乱反射予防のサングラスは、冬でも必須。

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