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ワーク・エンゲイジメント

久々にブログを書いています。
健康経営エキスパート・アドバイザー試験を受講します。知識定着を目的にブログを書いていきます。

ワーク・エンゲイジメントとは?

ワーク・エンゲージメントの定義

ワーク・エンゲージメントとは熱意・没頭・活力の3つが揃った状態であり、バーンアウト(燃え尽き)の対概念として位置づけられる。

  • 熱意・・・仕事に誇りややりがいを感じている

  • 没頭・・・仕事に熱心に取り組んでいる

  • 活力・・・仕事から活力を得ていきいきとしている

従業員一人ひとりが健康で、「かつ」、いきいきと仕事に取り組むことが重要になってきている。メンタルヘルス対策だけでは、従業員の健康は保たれるが、いきいきと仕事に取り組むことへの対策としては不十分であった。

ワーク・エンゲージメントの効果

ワーク・エンゲージメントの効果としては、下記の通りです。
①健康面・・・心身の健康が良好で仕事の質が高い
②仕事への態度・・・職務満足度や組織への愛着が高い
          離転職の意思や疾病休業の頻度が低い
③パフォーマンス面・・・自己啓発学習への動機づけや創造性が高い
            積極性が増し、部下への適切なリーダーシップを
            発揮
ワーク・エンゲージメントが高い人は、心身ともに健康で、仕事や組織に積極的にかかわり、良好なパフォーマンスを有している。
ワーカホリックと似ているが、ワーカホリックな人は仕事が頭から離れない。仕事から離れると罪悪感を感じるので、不安で落ち着かなくなる。

ワーク・エンゲージメントを高めるためには?

組織でできる工夫

組織でできる工夫では、従業員の「外的資源」、つまり職場内の仕事の資源を増やすことで、従業員一人ひとりの、さらには組織全体のワーク・エンゲージメントを高める。

管理監督者研修における工夫

従業員の活性化や健康職場の実現が効果的であることを管理監督者研修で強調することが重要。また、産業保健とも連携しながらメンタルヘルスの視点も盛り込むことが望ましい。

職場環境改善における工夫

メンタルヘルスを阻害するストレス要因を評価し、改善に結びつける活動が行われている。

従業員個人ができる工夫

「自己効力感の向上」「ジョブ・クラフティング」が行われている。
「自己効力感の向上」とは、仕事への自信を高めること。仕事を上手にコントロールするマネジメントスキル、問題解決スキル、コミュニケーションスキル、などが必要である。
「ジョブ・クラフティング」とは、「課題や人間関係における従業員個人の物理的ないし認知的変化」と定義される。つまり、従業員が自らの仕事を変化させながら、仕事の意義を高めていく主体的なプロセスと言える。

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