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自然治癒するフランス車?!

我が家に新車で入ってから11年近くになるプジョー5008(初代)。
これまで幸いにも出先で立ち往生、レッカーを呼ぶような体験はせずに済み、基本的には頑丈な車だと思いますが、細かいトラブルと修理はいくつかありました。
・エアコン効かない→ファン修理(5年目)
・ウィンドウウォッシャー水出ない→ポンプ交換(6年目)
*エンジン失火→イグニッションコイル等交換(7年目)
・エンジンマウント、ファンベルト等交換(9年目)
*オーバーヒート→サーモハウジング等交換(11年目)

このうちドキッとしたのは*印の2つ。
エンジン失火は、走行中に4気筒あるシリンダーのうち1つが点火燃焼しなくなることで、突然加速しなくなり(アクセルをいつもと同じように踏んでいると減速していく)かつ回転がギクシャクするもの。
オーバーヒートは、走行中通常は90度くらいの冷却水の水温が水温計のレッドゾーンまで上昇したので、一旦路肩に停車して水温低下を待ち、その後速度を抑えて走行してレッドゾーンに近づいたら路肩に停車、を繰り返して何とか帰宅したもの。

上左の針が水温計。90℃が定常状態


これらのほか、不具合が生じたのに手当てする前に治ってしまったのが2つあります。
1つは上に挙げたエンジン失火。
昨年(2023年)の大晦日、船橋市内の国道357号走行中に発生。
パワーが出なくなり、振動が発生、冷却ファンが全力で回り出す(これは不調なエンジンを保護するための動作とのこと)
よりによって大晦日に、それも自宅から離れたところで、何とした事か!
元旦にも車使うのに…頭を抱えつつ、何とか自宅まで、通常の1.5倍くらい時間をかけて運転。
明けて元旦、自宅近くの道を一回りテスト走行。エンジンは普段通り回転し、インパネのエンジン警告灯も転倒せず。不思議に思いながらも、今日は近場の移動なので再び不調になってもダメージ小さいと判断しお出かけ。
翌2日も快調。大晦日のあの不調は一体何だったんだろう。一旦エンジン停止させて再始動できなくなることを恐れて大晦日は走り続けたけど、一度エンジン切って再始動すれば直ったんだろうか?

もう1つの自然治癒はドアミラー。
車庫入れでバックしている時に左側を壁際に寄せすぎて、ミラー端部が引っかかり可動域より前よりにひねってしまいました。
手で元に戻してから、スイッチをミラーが閉じる側にしたら規定の位置に格納。
次にスイッチを開く側にしたら、左側だけ可動域の端部で止まらず、コツンと音がして、ひねった位置まで回ってしまいました。
5008は車外からドアロックをすると自動でミラーが閉じ、ロック解除すると自動でミラーが開くため、以後はロック解除時に左側ミラーに手を当てて、開きすぎないように押さえていました。
日頃からこの車の整備をお願いしている工場に聞いたら、ミラー本体の交換が必要とのことで、手配をお願いしようと思っているうちに、手で押さえなくても所定の位置で止まるようになりました。まぐれかと思い、その後今日まで1週間ほど手を添えずに様子を見ましたが再発せず。これも自然治癒?

ミラーを開いた状態(もっと前にひねってしまった)

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