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わかっちゃいるけどやめられない理由

先日、NLP(神経言語プログラミング)の講座にアシスタントとして、参加してきました。

僕はNLPのマスタープラクティショナーでもあるのですが、アレクサンダーテクニークとの共通点も多く体と心の関係を理解する助けになります。

今回は講座の中で学んだ「わかっちゃいるけどやめられない理由」についてお伝えします。

その理由は、本来の自分(意識)と身体・思考・感情との同一化しているから。

例えば、「ダイエットする為に少し甘いものを食べるのを控えよう」と意識では思っても、つい欲求に従って食べてしまう。

これは、本来の自分(意識)と身体(の欲求)が同一化して流されているから。

だから、本来の自分(意識)と身体・思考・感情との同一化をやめることが自分をコントロールできるようになる上で大切だ。ということでした。

身体・感情・思考の同一化をやめる

この身体・思考・感情の同一化をやめるために次のようなワークをやりました。

今感じている身体反応(寒い・暑いなど)に意識を向けます。

そして「この身体反応は、自分ではない。
身体が、〜を感じている。」と主語を私ではなく身体にして呟きます。

辛い出来事などを思い出します。

そして「この感情は、自分ではない。
感情は、〜を感じている。」と主語を私ではなく感情にして呟きます。

今考えていることに意識を向けます。

そして「この思考は、自分ではない。
思考の流れは、〜となっている。」と主語を私ではなく思考にして呟きます。

このように、思考・感情・身体を俯瞰して観察するようにします。

そして、本来の自分とは、これら思考・感情・身体を俯瞰的にみている意識のことだということでした。

もっと詳しく知りたいと言う方は、山崎啓支著「習慣化のシンプルなコツ」が読んでください。

本来の自分とは何か?ということはさておき、このように今の思考・感情・身体を俯瞰的に観察するということはとても役に立ちます。

例えば、大きな心配事があったとしても、その心配事を俯瞰的に見ることで、感情に巻き混まれずにすむからです。

同じ考えがぐるぐる回ったり、感情に流されやすかったり、身体の問題に悩むことが多いという方は是非、上の観察ワークを試してみてください!






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