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エアコン(5)~膨張弁~
割引あり
前回、ヒートポンプ回路の説明を行いました。
暖房運転は室外から室内に熱を運び、冷房運転は室内から室外に熱を運ぶというように、熱の流れる向きが逆になります。
ヒートポンプ回路は、圧縮機・熱交換器・膨張弁・そしてもう1つの熱交換器という4つのパーツに成り立つということを説明しました(次図)。
![](https://assets.st-note.com/img/1699190624654-dYGqSgqDMp.png?width=800)
そして、この4つのパーツの位置は同じで、冷媒を流す向きを逆にすることで、暖房と冷房とで熱の流れる向きを切り替えることができることを勉強しました。
ただし、圧縮機の場合は、入口と出口が決まっている、つまり冷媒が流れる向きが決まっていて逆向きに冷媒を流すことができないため、圧縮機の中を流れる冷媒の向きは同じでありつつ、ヒートポンプ回路全体を流れる冷媒の向きは切り替えるための部品・技術として、四方弁(次図)を紹介しました。四方弁を使い、弁を切り替えることによって、暖房と冷房のサイクルを切り替えることができることを説明しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699191262904-HDtamxa2Ar.png?width=800)
さらに、続いて、圧縮機の説明として、ロータリー式圧縮機を例として、圧縮機がどのように冷媒を圧縮しているかの詳細な説明を行いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699204195995-mwAx3rPITL.png?width=800)
今回は、残りのパートである膨張弁や熱交換器の説明をしていきたいと思います。
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