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冬期湛水準備

冬期湛水の準備で畦塗りをしています
霜が降りて寒い朝でした

機械を使うことが効率を呼ぶと思いがちですが手作業の中に本当の豊かさと幸せがあるような気がします                                  kenji-i

4.5反歩の田んぼと畑をやっていますが機械を使わない夢みる農を
1反歩やっています
クワとノコギリガマでの作業です

まず土手の草刈りと草ハギ

水を引いてクワで掘って足でこねて柔らかくします

足でこねて

畔にあげます
1日置いて乾燥させて押さえるか適度な硬さだったら畦塗をします

縦に押さえて

横に押さえれば形になります
上を押さえて出来上がり

40-60センチ溝を掘っで畔を塗ります
水はけの悪い田んぼもこれで刈り入れの時乾くと思います
この溝が導水排水に役立ちます
自然農は耕しません
4メーターおきに南北に溝を掘ります
トラクターで耕すと溝が消えてしまいます
耕さないメリットですね
この溝が結構重要です

これはホタルイの種です
耕さないで冬期湛水すると種の上にトロトロ層ができて草の種を抑草します
ホタルイ  コナギ  オモダカなども生えません
問題は球根性のクログアイです
クログアイには塩除草が効果あるんじゃないかと実験中

塩除草は是か非か


ログアイは塩除草で出なくなるんじゃないかと実験中

少しずつやろうと思います

北アルプスに雪がふり里近くまで降りてきました
真ん中に南北に溝を掘ろうとおもいます

低いところに掘った土を運び均平にします
溝の掘った土が役にたちます
初冬の仕事には追われなくていいですね
暖かくなって最高ですよね

奥が福岡正信自然農法田
手前が川口由一自然農田
右が岩佐信夫冬期湛水田
稲の多年草化栽培

蒔かれた粘土団子

粘土団子の上に藁  草  かけないところの3つを実験中

稲の穂

稲の穂をそのまままいたところ
福岡正信は晩年は穂のまま蒔いていたそうです

その上にわらをかけました
いろんなチャレンジができます

すぐ忘れるので棒をさしました

これは冬期湛水田
もみの落ちているところに藁屑をかけて発芽したら移植をと考えています
でも鳥たちが冬期湛水田にも集まっていました
水を早く張ろうと思います
これで福岡正信は粘土団子を考えたのでしょう
こぼれ種で苗代作らなくても田植えができるのは最高ですね
忘れてはいけないところに
棒を指しておきました
今考えるともみの上にトロトロ層ができて発芽しないですね


大豆は普通は畦塗する5-6月に蒔きます
今回は実験です
冬を越して春に芽が出るんじやないかと思っています
冬期湛水田では籾にトロトロ層がかぶり発芽しないですね
1週間ほど干して籾を蒔いたら芽がでました
鳥の害があるのでバラマキのあとすぐ水を張りました
芽が水の中で出て水面に倒れたままでしたがしばらくすると立ってきました
分けつは少なかったですね
ジャー村さんは畝を作ってさつまいも里芋を植えてこぼれ種の発芽したものを水のあるところへ移植していたと記憶しています
いろんな可能性にチャレンジするのは楽しいですね
福岡正信田は水をはらずんに麦クローバーを育て麦の収穫少し前に米の粘土団子をまいて
麦収穫後に水をはって発芽を促します
クローバーは草を駆逐水が入って根腐れを起こし消えていきます
水草の米が育ちます

川口由一田も水ははらないので米も発芽します
この米を移植すれば陸苗代も必要ないですね

冬期湛水実験圃場

畔にこぼれていた大豆も蒔いてみました

大豆を蒔く
クワの背で穴を開けてタネを蒔きます
大豆を置いて草だけをかけたところも
埋めたところとともに実験中

はたして来年芽を出して実るか楽しみです

畦塗を完璧にすると水が漏れません
今まで隣に漏れていたものが
完璧に止まりました

冬期湛水のメリットデメリット

夢みる農学校 11/11|shanthi-usui #note https://note.com/kenjiusui/n/nb3d189cd132a

粘土団子の作り方ものっています
秋の畑 究極の自然農法|shanthi-usui #note https://note.com/kenjiusui/n/n1e40d8679aa5

畑と田んぼの様子11/14日|shanthi-usui #note https://note.com/kenjiusui/n/nf9913b410b1d


●小川誠さんの和み農
稲の多年草化栽培
そして
福岡正信
川口由一
岩佐信夫
小川誠
素晴らしい先人チャレンジャーがいたから
今ここを生きれる

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0L5Z4h2SFBGCSDxCLUHgsxsrMUJuzyAh2BYJSiBg88BW4rRnewDoMZw6yt6G5zTjQl&id=100001859068579

世界が評価する持続可能なモデルは足もとにあった

機械を使うことが効率を呼ぶと思いがちですが手作業の中に本当の豊かさと幸せがあるような気がします                                  kenji-i

慶子さんwrite
「手作業の中に本当の豊かさと幸せがある」、本当に同感です!効率を上げることが幸せになると思いこまされてきましたが、現実には、非効率とされた時代のほうが、ずっと人は笑いながら幸せに生きてきたように思えます。私自身も非効率とされる手作業の中にこそ幸せを感じています!

冬期湛水で永年草の苗になるかもしれません


シャンティクティ
         臼井健二
http://www.ultraman.gr.jp/shantikuthi/

tel&fax0261-62-0638

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