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人は何でいきるのか

泰さんwrite
YouTubeを開けばあなたにオススメとして高田純次さんの動画が配信されてついツボってしまう自分はたぶんai の奴隷になるだろう。アマゾンからはあなたにオススメとして上がってきたのは「人は何で生きるか」トルストイ著北御門二郎訳である。なんでこんな児童書?ai は僕の脳みそは児童書レベルと認知しているのか?とは思ったがいや待てよ、トルストイって知っていても読んでことないよねと思ってポチった。ところがどうだろう。読了まで20分もかからないこの本はしばらく手元から離したくない気持ちになった。民話の力なのか。さらに巻末の訳者北御門さんの魂を揺さぶるあとがきに感動してしまった。道端に落ちている紙屑を気になりながらも素通りしてしまった経験のある人なら誰でも読むべきだ。

偽善ではない(止む能わざる)利他行為を行うことで、

自分も幸福にさせて頂いているという感謝があるかどうか。

それだけが問題なのです。

頂くというのは、本来、

もらったものを頭より高く掲げて、

有難いと思う心だ。

有難いとは、本来なにかにを貰ったことに対する感謝ではない。

我が心身に有難いことが起った、ということを仏に感謝する言葉だったのだそうだ。

すなわち、頂くとはそれくらいの心あってしかるべきだということであり、

端的に言えば、報恩感謝になるわけだ。

先生は、戸田先生に一輪の花を胸につけてもらい、

それをそのあと、仏前に奉じて唱題された。

これが本当の「ありがたい」なんでしょうね。

周囲の人はそれをみて嘲ったそうであるがねぇ……

(まあ放っておけばいい。抵抗うべからず、だw)

先生もそうされましたしね。寛大、寛容の精神です。

あの男はただこう言ったきりです――地には平和、人には親切。

そういう二本のろうそくの焔を自分の心の中に灯していたいものだ

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