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古山明男教育講演会 一人ひとりを開花させる〜不登校問題から見える教育の自由〜」

一人ひとりを開化させる 古山明男さん講演会 「一人ひとりを開花させる〜不登校問題から見える教育の自由〜」 古山明男さんは千葉市在住で、90年頃から不登校の子どもたちの支援をしています。信濃毎日新聞の教育コラム「コンパス」に20年近く連載されて長野県に長くゆかりがある方です。 今回、北アルプスのふもと池田町から新しい教育の在りかたをカタチにしていく有志と、農的な暮らしと持続可能なコミュニティを提案する仲間たちのもとに、お話に来てくださることになりました。  不登校、学級崩壊、受験競争———欧米で生じないのはなぜか?  欧米では、問題が小さいうちに解決されるシステムができているためである。  日本の学校システムは、お役所同然の指揮系統で運営され、利用者側に対して責任を取るシステムができていない。はっと気がついたときには、事態は手に負えないものになっている。  進学競争に依存する学校システムは、発展途上国に特有のものである。これを成熟社会型に変更する必要に日本は迫られている。  もっとも重要なものは、教育を受ける側の権利保障と、人々が学校を作る自由である。  お役所的学校システム脱却の道を探る。 池田町に従来のフリースクールの枠を超えた「オルタナティブ(代替)スクール」の開設を目指すグループは3月25日、教育研究家・古山明男さんの講演会「一人ひとりを開花させる~不登校問題から見える教育の自由~」を町交流センターかえで(池田)で開く。 「オルタナティブスクール2024北アルプス地区開校準備委員会」の主催。メンバーの川崎陽子さん(46、大町市)は3年前から、市内で不登校などの子どもたちの居場所「アルピョンこどもの家」を運営。同じような志を持つ仲間とつくった準備委員会を母体にNPO法人を設立し、公教育の代わりともなるような、幅広い子どもたち向けの主体的な学びの場を来年設置する予定だ。 この一歩として、信濃毎日新聞の教育コラム「コンパス」欄筆者で、川崎さんの知人でもある古山さんの講演会を企画。古山さんは20年以上前から不登校の子どもの支援を行っており、日本の教育制度の問題点や解決策などについて話す。 講演会は25日午後1時半から、参加費1000円。アーカイブ動画も後日配信する(500円)。翌26日、池田町会染のゲストハウス「シャンティクティ」で、子どもの居場所づくりに関わる人向けの座談会も開く。 メンバーで、フリースクール教員などの経験がある青山典子さん(48、松本市)は「不登校は、対応がうまくいかないと引きこもりや自殺など大きな社会問題にもつながる。早い時期の支援が必要」とし、幅広い層の来場を呼びかける。 問い合わせは川崎さんTEL080・3907・4005 すべての子育て世代、学校および教育関係者、フリースクールや子どもの居場所運営者、信毎コラムの愛読者の方、どなたにも耳寄りなお話です。ぜひお気軽にご参加ください。  3/25㈯13時半〜15時 講演会と対話会 場所は池田町交流センターかえで、ホール 〒399-8601 長野県北安曇郡池田町池田3336−1 当日の記録ビデオです 限定公開しています 一ヶ月後に公開します

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