自主制作映画の作り方・4 宣伝編

こんにちは。
映像作家・俳優の田代健二です。
今年の秋に自主制作の短編映画を撮る予定です。

今回は自主制作映画の「宣伝」について書いてきます。

宣伝。。。
弱いんですよね。。。ここのところが。。。(笑)

というのも、僕にはまだ何の実績もないし、劇場さんなど宣伝・配給会社の方とのつながりもまだほとんどありません。宣伝できる材料も無ければ具体的な手立てもほとんど知らないのです。

ちょっと個人的な話になりますが、数年前まで僕は「宣伝」という行為そのものが苦手でした。ですが、少しずつ考え方も変わってきました。

今思うことは、
『根底に健全さや愛情があるなら、どんどん宣伝した方がいい』
ということです。

僕は20代の終わりに、カポエイラというちょっと不思議な格闘技に出会ったのですが、その出会いは僕の人生においてとても大事な学びをたくさん与えてくれました。
カポエイラの先生って当たり前のようにバイトしたり、他の仕事をしている方が多いのです。そして、生徒さんもこのマイナーな文化を愛しているからこそ続けている人ばかりで、「カポエイラ盛り上がって欲しいよね~」という話が当たり前にできる、優しい人ばっかりなんです。

オトナになろうと、「これが好きだ」という気持ちを行動の指針にしてもいい。
その文化を愛しているなら、その魅力を色んな人に知って欲しいと思い、そのように行動することは、むしろ美しいことだな。
今では自然とそんなことを考えるのです。

僕は、映画そのものを愛しています。
ダメな映画に出会ったなら、「最近こんなの見たんだけど、すげえダメでさあ!(笑)」と飲み会の話のネタにすればいい。
そんな風に自分が所属している文化・世界そのものへの愛情を持つことが、宣伝の第一歩なのかななんて気がします。

さて、個人的な話はこのくらいにして、自主制作映画の宣伝の話をしていきます。

HP、Facebook、Twitter、instagram、紙のチラシ、もちろんnoteも。
色んな方法があると思いますが、
僕の思う完ぺきなお手本の一つは、映画『カメラを止めるな!』です。

「誰でも思うわそんなの!」というツッコミもありそうですが。(笑)
『カメ止め』チームの特筆すべき点は、宣伝部だけが頑張ったのではなく、キャスト・スタッフ一丸となってTwitterを中心に1年間めちゃめちゃ頑張ったこと。チーム全員の「いいね」の総数は100万回以上にもなるそうです!
参考URL:https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20190301-00116537/

僕は友人の友人が出演していたので『カメ止め』のことを早くからTwitterで知っていたのですが、まさかあんなにヒットするとは思っていませんでした。「火がつく」とはあのことですね。
そして、彼らの宣伝活動が功を奏したのは、作品への強い愛情と圧倒的な努力量に裏打ちされたものです。
僕がこれから作る現場もそういう空気が作れないとな~。

秋に撮る短編映画について言えば、
・なるべく早くHPを作ろう
・なるべく早く予告編を撮ろう
・なるべく早くSNSのアカウントを作ろう
という段階です。
勉強しながら、がんばっていきます。

さて、続けて書いたこの「自主映画の作り方」シリーズですが、今回をもってしばらくお休みしようと思います。
そろそろ、秋の短編映画に専念しなければいけません。(笑)
気が向けばまた復活したり、補足を入れたり、違った角度からまた書くかもしれません。

このシリーズが、これから映画・映像業界に関わりたいという方への励みや、考え方の手引きになってくれることを祈ります。

そして、これらの文章を読んで、「『田代健二』ってなんか面白いヤツかもな」なんて興味を持ってくれたら、嬉しいです!
作品がどこかで形になった時は、ぜひ気軽に観に来てください!
そうでなくとも、いつでもお声かけください♪

下に各SNSの連絡先をまとめておきますね。
SNSでつながるのも、直接お会いするのも、いつでも大歓迎です。

あなたが何時にこれを読んでいるとしても。

明日が良い日でありますよう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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映像作家・俳優 田代健二
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