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無意識を利用して悪口への耐性を高め、心の平和を守る

こんにちは、心理カウンセラー(公認心理師)の高牟禮(たかむれ)です。

カウンセリングをしていると職場で
悪口を言われるのが辛い
という相談を受けることがあります。

そこで今回は悪口への耐性を高め
心の平和を守るヒントをお伝えできれば
と思っています。

職場で悪口を言われると
本当にいたたまれないですよね。

全員が敵に見え
気が休まらない。

身体も強張り
ピリピリが続く。



冷静でいるのは
難しいですよね。

このストレスフルな状況では
深呼吸や、
自分を落ち着かせるアファメーションも
手応えがないことが多いです。

なぜなら「緊張したい」という
無意識の働きに、
逆らっているから。


そんな時は逆に
自分の緊張を利用する方法が
助けになります。

緊張というのは本来
自分を守るため
無意識が引き起こしているもの。

その無意識の働きに
寄り添っていくと活路が見えてきます。


悪口で緊張し始めたら意識的に、
さらにその緊張を強めてみるのです。

自分にとってやりやすい場所を
目立たない程度に。


コツは
がむしゃらに力を入れないこと。

最初の緊張を
何割か強める感じ。


がむしゃらさは
心の集中力を損ねてしまいます。

ほど良い力を入れることで
意識的な気づきを保つのが
ポイントです。


すると、周りの人たちに向いていた意識が
身体の感覚に切り替わります。

ある種、マインドフルな状態に
なってっくるんですね。

すると周りからのプレッシャーに
耐える力もアップ。


加えて身体が固くなることで
守られ感が出てきます。

張り詰めていた心も
自ずと和らいでいきます。


この身体と無意識を利用した対処法で
心の余裕が戻ってきたら
イメージを使った対処法も
使えるようになります。

自分の周りに
透明なバリアをイメージするのです。

悪口を透明なバリアで跳ね返したり
後ろにやり過ごす感覚を保つのです。


これらの方法を使うと
悪口に対する耐性がアップし
心の平和を保ちやすくなります。

まずは試していただければ、幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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