H3ロケット
皆さん、こんばんは。Kenji Onoです。
今回は打ち上げが無事に成功した「H3ロケット」についてダラダラと書いてみたいところではあるのだが、専門外のため自分の理解した内容などをグッと絞って書きたい。
書く前に一言、「関係者の皆さま、本当におめでとうございます!」
朝からYoutubeでの配信を固唾を呑んで見守らせて頂いた。
打ち上げが成功した瞬間、関係者の皆さんが抱き合って喜ぶさまを見ながら目に涙が滲んだ。
解説をされた方がスタートラインにやっと立てたという言葉を発せられていたが、皆さんが見据える先は遥か先であることを理解したが、今日は成功の余韻に浸って頂きたい。
・基幹ロケットを持つ意義
日本の自立的な宇宙輸送能力を守るためである。自国(自力)で人工衛星を打上げる手段を持っていないことを想像して欲しい。他国に依存した場合、地球環境の長期的な観測、無線通信の中継や放送、位置情報などの整備において、他国の事情に左右されてしまうためだ。
・H3ロケット
今回打ち上げられたH3ロケットについて、JAXAのWebページURL(https://www.rocket.jaxa.jp/rocket/h3/outline.html)を記載しておくが、一部を抜粋して以下に紹介する。
↓ココから=====
H3ロケットは、次世代の大型基幹ロケットです。
日本が宇宙への輸送手段を持ち続けれるように、現在運用中のH-IIAロケットの後継機として開発されています。今後20年間を見据え、毎年6機程度を安定して打ち上げることで産業基盤を維持するという運用の世界を目指しています。 そのためには、政府の衛星だけでなく打ち上げサービス市場から民間の商業衛星の受注が不可欠です。 世界中で新しいロケットが開発される中、商業衛星に利用してもらうためには、日本国内だけでなく世界中の利用者から使いやすいロケットとして注目されるような新しいロケットを作る必要があります。
H3ロケットは今後の世界でどのようなロケットが必要になるかを調査・予測し、それに応えるロケットとして、柔軟性・高信頼性・低価格の3つの要素を実現します。
(略)
H3は全長約63m、直径約5.2mで、サッカーコートの横幅(約64m)とほぼ同じ大きさです。
地球低軌道から静止トランスファー軌道、さらには地球脱出軌道まで、さまざまな軌道に向け、多種多様な大きさ、重さの衛星を打ち上げることができます。
↑ココまで=====
・今後の予定
複数のニュースサイトの記事を読んだところ、3号機(今回成功したのは2号機)以降、災害状況を把握する観測衛星「だいち4号」を搭載予定。
他には日本版のGPSに必要な測位衛星、国際宇宙ステーションへ物資を運ぶ新型補給船などの打ち上げも予定されている。
宇宙開発競争が激化しているが、今回の成功を機に日本の存在感を示せるかが焦点となるのだろう。
以上、駄文・悪文を許されたし。