見出し画像

能動的5分間のすヽめ

考えているようで、考えていない時間がある。


スマホを開いて目の前の記事を眺めている自分は、たしかに考えている。自分で読みたいと思ってタップして、文章を読む。そう、ほんとうに思えるのだろうか。

今は手元で簡単に調べることができる。調べたいことにキーワードを入れれば、ひゅっと検索結果にそれらしいものが並ぶ。実際それに助けられることはあるし、いいこともたくさんある。ただ、調べながら、つい、ついね…と関連の情報に飛んだりして、時間がたってしまう。似たようなことを先日noteに書いた。

Twitterをひらけばその問題のオンパレードで、流れてきたものを適当にみているだけでも瞬間的に時間はすぎていく。

時間は有限なのは変わらない。そのなかで、便利になったがゆえになんでも向こうからやってくるしやってもらえるようになって、最近は受け手になってばかりだ。自分から、こうしようああしようと時間をとっていかないと、すぐに隙間は埋まってしまう。自分から時間をとっていく必要がある。

✳︎   ✳︎   ✳︎

Googleが取り入れて話題になった「マインドフルネス」が気になって、最近は寝る前に瞑想の時間を5分間とるようにしている。参考にしたのはこの本。やり方もわかりやすく解説されていていい。

この本では15分でできる瞑想の方法を紹介しているけれど、実際いきなり15分間の瞑想をするのはハードルが高かった。集中力がもたず、結局続けられなくなる。まずは5分から始めればいい。それだけでも心がスッとし、落ち着きながら眠りにつくことができると1ヶ月くらいやってみて確信した。

まずは自分を整えるための「能動的5分間」を確保する。そこから少しずつ5分セットを2つ、3つと広げていこう。

余談だが、記事を書いていて、椎名林檎にも同じようなタイトルの曲があったようなと思い出した。「能動的三分間」、全然意識していなかったけれど、影響を受けていたのかもしれない。




サポートは心の安らぎであり、楽しみである読書のために書籍代にしたいと思います。それをまた皆さんにおすそ分けできたら嬉しいです。