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2022年の振り返り 複数事業の責任者の経験、来年への展望など

毎年やっている年度振り返りです。

サマリー

  • 2つの事業のプロダクト責任者になった

    • ざっくり100人くらいのチームをマネージしている

    • 他人のモチベーションを考えながら目的に向かって進む練習(いわゆるマネージメント)ができた

    • 守りと攻めの両方を経験でき、自身で戦略立案から実行までできたが、もっと実行に力を注いでも良かった

  • 社外での活動はほぼ何も挑戦できなかった

  • 来年は色々大きく変わる年になりそう。

去年のは

一昨年は


2つの事業の責任者として攻めと守りを経験できた

前まではプロダクトの責任者として、一つの事業を担当していたが、追加でももう一つやることになった。
結果、ざっくりメンバー人数は50人→100人になった。

また、両方の事業が対照的で、片方は守り、片方は攻めという形なので、全然事業運営方法が違っている。
それぞれの経験をできたことは非常に良かった。

人の成長か事業の成長か

人の成長と事業の成長どちらを優先するか?と問われたら、人の成長と答える人が大半だろう。しかし、あえて言いたい。事業の成長を優先すべきであると。それは、事業や挑戦によって人が成長するからである。

攻めの事業の方では優秀な人材をいかにモチベートするか、そして自分ひとりではできない範囲をいかに拡張し、全体の成果を最大化するかが重要であった。
基本的に、能力の低い人はマイクロマネジメントで、能力の高い人にはマクロマネジメントをするのが定石であると思う。
また、その人の意思を尊重していくことが大事だと思う。

一方で、その人の意思を尊重しすぎるがあまりにスピード感が失われることがあった。事業全体を見ている役割としては、事業の成長を最優先すべきだったのに、その人の意思を尊重しすぎてしまった。

今思うと、少し人に甘すぎたのかもしれない。もっと結果を求めて厳しく当たることによって、事業も人も成長する可能性があったのに、気を使いすぎてしまった節がある。
今後は、事業の成長によって、人も成長するという前提のもと、いかに事業を成長させるかにフォーカスしていくことが大事だと感じた。

事業戦略の立案と実行

事業戦略は動的なものだと思う。一度作ったら常に状況に応じてアップデートしていくものである。とすると、立案と実行どちらが大事かでいうと、実行の方が大事なのではないだろうか。なぜなら、立案だけして実行しないと絵に書いた餅になってしまうし、実行されない戦略は往々にしてあるものであるらしい。また、実行したことで学習された内容が、再度立案の方にフィードバックされ、より良い、より強い戦略になるからである。

ただ、大企業で働いていると「いかにみんなが納得する戦略を立案するか」が重要視される傾向にある。もちろんある程度論理的に説明できるかは大事だが、どんなに考えてもやってみたら当たらなかったってことが往々にして起こる。
そうすると、考えていた時間は何だったのか?という話になる。

もちろん何も考えずに実行だけすれば良いという話ではなく「こういう仮説があり、その理由はこうであるから、やるべきだ」というストーリーは確実に必要だと思う。
ただ、戦略の立案と実行の労力の配分をどうするかという話である。
理想の比率は、実行へかける時間や労力を7,8割にして、立案は2,3割やもっと小さくても良いのではないだろうか。

社外での活動は成果なし

昨年はコンサルをやろうと思いますみたいな話をしていた↓

しかし、結果特に何もしなかった。
なぜやらなかったかを改めて考えてみたが、おそらく以下の理由かと思う

  1. なんかコンサルはテンションが上がらない

  2. 自分が成長していくとコンサルする内容も変わっていくので、どこでポジショニングを取るかを決めかねる

  3. 一度大きめの失敗をして、次の一歩へのハードルが上がってしまっている

結論、コンサルを本格的にやるとするなら、ライスワークとして割り切る&一定自分が経験できるものを経験しつくして「何屋」かを定義できる状態になってから。が良いのではないかと思う。

1つ目のなんかテンションが上がらない理由は、おそらく自分が働くうえで最も大事にしているのが「自分が成長できるか?」という観点だからだと思う。基本的にコンサルは「自分がすでに知っている内容を他人に教える」という仕事なので、コンサルを通じて自分を成長させていくことは難しい。
成長できる≒自分のコンフォートゾーンを超える なので、もしコンサルやっていて成長できているのであれば、クライアントの成果に対して一か八かのことを行っていることにも等しいので、なかなか難しいのではないかと思う。

2つ目は、自分がまだ成長段階で色々なことを経験しているため、5年前はマーケのコンサルだったが、3年前はマーケ&UXになり、今はマーケ&UX&事業戦略になる。みたいになっているからである。
そうすると、自分を何で売り出していくか?が自分の成長状況によって変わってきてしまう。

3つ目は、シンプルに昨年新規事業をやってうまくいかなくなりチームが解散したのを引きずっているだけである。また、いくつかこれは外してはいけないという基準ができたため、その基準を超えるような事業を考えついていないというのもあると思う。

とすると、自分の原動力は「自分が成長できるか」が重要だと思うので、社外で何か活動をするのであれば、この視点で考えるべきだと思う。

来年の展望

プライベートは充実し、来年子供が生まれる予定となっています。楽しみですね。

そして、仕事において大きく変わることが一つあるのですが、今のところはまだ公表できないので、4月あたりに決まったらまたNote書こうかなと思います。
子供も4月に生まれるし、仕事も変わるしでワクワク&ドキドキの年になりそうです!
今年はお疲れさまでした。来年も頑張ろう!


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