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ITエンジニアの嘲笑

いつの間にか私は「ITの仕事の何でも屋さん」になってしまったようです。
一見響きは悪くなさそうですが、ようは面倒くさい仕事を押し付けられるということでもあるのです。

でも……でもたまに、大型案件があるものなんですよ。

例えば
「画像制作を一件やってくれたら3万円」
「YouTubeのサムネをカッコよくしてくれたら5万円」

いやいや、美味しすぎるだろJK(女子高生の略ではありません)。

でも相手はインターネットリテラシーもプログラミングも何も知らない素人。
これは引き受けざるを得ません。
こんな美味しい仕事ありませんから。

私は一個上の友達と一緒に、ssh接続をしてパパッと直しました。
不思議なことに、スピードを出して直したら相手は
「こんなに簡単に直せるなら業者(私)に直してもらうことはなかったんじゃないか」
と思ったりしないものです。

逆です。

「おお、やったー。やっぱりプロは違うな」
と思うらしいのです。
何故でしょうね。まあ私のような個人事業主にとっては美味しい話以外の何者でもないんですが、苦労したフリをして報酬を頂くのです。

私は今日、友人(←何もしていない)と共に餃子の王将でビールを飲みまくり、ニンニク餃子を食べまくり、笑いが止まりませんでした。
やっぱりこの仕事はやめられない。

本当は、この仕事でもって、日本のITリテラシーを上げなければならない、という使命があるのに、いけませんね。
しかし、我々も霞食って生きるわけにはいかない。人件費や交通費だってバカにならない。

綺麗事では生きていけないのです。
日本のIT業界を悪くする奴が現れたら、つるぎを携えて立ち向かってやりますから、それまではご勘弁を。

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