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13.南インドマイソール:9世紀建立のヒンズー教寺院で神々に祈りを捧げる

 古都シュリランガパトナには、9世紀に建立された、歴史あるヒンズー教寺院があり、今でも祈りを捧げる人々が絶えない。神々の彫刻のあるゴープラムをくぐると、

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 たくさんの列柱に支えられた前殿(マンダパ)の前に出る。

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 マンダパの中央には塔がある。

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 なおも進むと、ヴィシュヌ神の祀られている小室(ガルバ・グリハ)の前に塔があり、そこで多くの人が祈りを捧げている。

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 いよいよその先が、神像を祀った、この寺院の最も大切な場所、ガルバ・グリハだ。そこにはいつも祈りが響いている。

 ガルバ・グリハに入ったら僧に心付けを捧げ、ヴィシュヌ神に祈りを捧げよう。僧は火のついた金属の皿を回して祈りを捧げてくれる。その炎に手をかざし、頭にかけるようにして祈ろう。

 その後はガルバ・グリハのまわりを囲んでいる回廊(ダクシナ・パタ)を時計回りに回ろう。

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 回廊には神々の小部屋があるので、個々に祈りを捧げて行こう。インドの方々も祈りを捧げている。

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 一周回ると、前殿に出てくる。これで礼拝は終わりだ。ヒンズー教寺院はだいたいこういう構成になっている。ガルバ・グリハにはヒンズー教徒以外入れないことも多い。ここで構造を理解しておくと、他のヒンズー寺院に行った時、理解が深まると思う。マイソールに来ることができたら、ぜひヒンズー寺院を訪れて欲しい。

 門前には土産物店が並んでいる。見て歩くのも楽しい。

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