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20年が経ちました!やり続けてよかった。

【やっていてよかった20年、と思える時間でした】 2019年ぶりのツアーとなったフィリピンの児童養護施設への訪問を先日、してきました。


2019年は50名で参加。まさか、この後しばらく行けなくなるとは、誰もが思わなかった。


2003年に僕が最初に訪問をしてから、実に20年。 僕たちの所属する団体「プラスワン」は楽しむことを目的としたチャリティーで、また、楽しむことの定義を「誰かのために何かをすること」としています。

まったくボランティアとかチャリティに興味なかった僕はここから始まった。

僕のつながりからでもこれまで100名以上の方がプラスワンの活動に関わってくれています。 本当にありがとうございます。こうして20年も続けられること、その間それを受け入れてくれる家族やその都度プラスワンを支えてくれているメンバーに感謝しかありません。 今回のツアーも、期待を超える感動の二日間でした。

子どもたちが用意をしてくれた歓迎セレモニーでは、20年前に初めて行った時の衝撃をまた思い出させてくれました。当時僕らは10名強のメンバーでしたが、あの時と同じ歌、同じパフォーマンスがあり、今までやっていて本当によかったなと毎度ながら感涙し、感じていました。

毎年恒例の『Dreams come true企画』では、ショッピングモールに子どもたちと行って好きなものを買ってあげるという企画を実施しました。これもコロナ禍のせいで4年ぶり。つまり、現地の子たちは4年間もの間、欲しいものを自由に買えない時間を過ごしていたわけです。多くの子どもたちの喜ぶ顔を見られれ本当に良かった。 今回、ツアーにお誘いした僕の友人たち7名も本当に喜んでくれて、素敵な時間でした。


僕がなぜ20年間続けているかどいうと、純粋に、楽しいからです。毎回新しい気付きがあり、新たな出会いがあり、僕の人生に欠かすことのできないライフワークになっています。 今回もちょっとしたアクシデント。最後のFarewell Ceremonyでは雷の影響で、突如停電に。子どもたちが予定していたプログラムはできず、真っ暗の中、雷雨がやむのを待っていると、子どもたちが全員で歌を唄いだしました。こういった想定外の出来事にも楽しもうとする姿勢から、「うわー、雨か~」と一瞬思ってしまった自分に、深い気づきを与えてくれます。 外的な事は変えられない。その環境の中で、どうするか? 日頃の生活でも、ついつい外部環境のせいにしていないか? 環境のせいにしていたって、時間は刻一刻と流れてしまう。特に今回の件で言えば、僕たちが一緒にいられる時間は限られている。その限られた時間で、今できることを精いっぱいやる。人生で大切なエッセンスを、子どもたちが教えてくれるのです。

僕たちの支援は、これまで20年間、基本的には同じ形で継続してきています。 一つは寄付金としての金銭的支援。①日本国内でのイベントを通じて寄付金作りと、②サポーター制度という、直接参加できなくても応援するよ!という方々から毎月1,000円~の寄付金 を募る形での支援を基盤にしています。

もう一つは、こうして毎年ツアーを企画し、直接施設に訪問をして子どもたちの夢を叶えるという企画です。最近ではショッピングモールに行くことが多いのですが、過去には遊園地、海やプール、水族館にも連れて行きました。 実は僕たちの寄付金が彼らの生活に与えるインパクトは全体でみると3%程度で、施設の運営は毎年ギリギリです。円安も進み、今までのような寄付金の募り方に加えてこれからは+αで考えていかないといけません。

ここからは個人的な目標ですが、これから20年の自分の関わり方としては、以下の4つを検討したいと思います。
1)企業の収益の一部を寄付する活動。サステナビリティ関連で収益の一部を寄付できる企業を探していきたい
2)事業で社会課題を解決できる活動。例えば、まだ使える洋服や靴、日用品・文房具、家電やバイクといった物を提供してくれる企業を募りたい
3)チームビルディングや社内の幹部研修、社内旅行としての体験ツアーの実施(企業内のチームワークやエンゲージメントを上げるためには共通体験が重要。相互理解も深まる。みんなで体験した経験はチームの結束力につながると思います。アジア各国でこのような共通の体験をしたいという企業はないでしょうか?)
4)親子でのダイバーシティを感じる体験ツアーおよび、お子さんのショートホームステイ(試しに次の夏休みなどで検討したいと思います。英語環境に子どもを触れさせられるし、子どもの適応能力の高さからすぐに現地に慣れると思います。こういった体験は子どもの心の成長にもつながるはずです) ぜひ、協力をしてくれる方、一緒に考えていきたい方がいれば、お声がけいただけるとすごい嬉しいです。まずはお気軽にサポーター制度で応援いただけること、これは直接的なサポートになるので、支援いただければ幸いです。 最後に、今までサポートをいただいた皆様ありがとうございました。これからも引き続き応援いただければ幸いです!

プラスワンの活動はこちらまで。


2016年の写真


2003年、初めて彼らと出会い遊園地へ連れて行きました。


15周年の際にいただきました!

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