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【詩】モーニング(ある朝)非A

私の消しゴムの角は必ず欠ける
 今日水路を上から覗いたら ー
TABキーで選択する
 2・3日前には ー
15のTABは開いたまま
 いなかった、結構大きな魚の群れがいた。ー
電子メール(クリックしたならば)まみれ
 名前は知らない魚だった。ー
ゲル(イー!)インキボールペン
キャップ式0.5mm・黄緑
(ゴシック体風に口ずさむ)
(文字が小さすぎてまったく読めない)
 今日に限って、カモも白鷺もいなかった。ー
「昼食にはシシカバブ料理がでた。」
キャッチ22 ジョーゼフ・ヘラー
(ジョセフのほうが感じがいいかも)

ここでもいったんカモをマモに変えて
 口ずさんでみよう
 
飛田茂雄訳から 
「抜粋」
(燦然と輝く)白いホーローの米びつも
    を 
(独りぼっちはつまらない)メロディー添付
タイプした(草)パタッと閉じた(もうひと株)
ページ数が不明
(突然だねグルタミン酸と)を
括弧に入れる意味
すべってゆく、どんどん、どんとん(空耳)
「まったく何をしているのだろう、人生?」
「疑問形?なの、あっ間違えた?」
自己責任(イモ判)
無駄せず茹でている
 茹でに茹でている
リ コ ピ ン (発音)
明日には四角いかもしれない
「弾みそうだね。」

「キャッチ22のエピソード」
 (括弧に入れられた単体の凛々しさ)
 
両方のほっぺたに
野生のりんごを入れていたらしい
真似をする (まったくもって赤まみれ)

ここでパスタに塩

カレー皿に魚を盛ることもある
大辞典がめくられる時の指先
「季節風のせいかな?」ガム風

「突然まったくつまらなくなった。」
(ここでもパスタに塩)

バタフライ(語感調整可能性実験)

ドラと自動的に書いて次に書くことをやめる
(あの学校の前にはたくさんいるのだから)

展開してゆくどんどん開いてゆく

#詩 #現代詩

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