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【詩】 クリームをクリーミと言い間違えた

キリンのこと 話されても
私の首 長くない ががが
つぶやいてみる と マリトッツォ
「信じられないほど、寂しい気分になる。」
だったらひとくち が
耳を澄まして 空き缶を重ねた 重ねた
しっとり 隙間なく 私の前
ものがあった あったことが 
突発ががが 記述された
彫刻が夏のメニューに カラーでだった
転がるが スタンプされ
rて=’ 「されたんだね。」
どこにと質問される前 飛んだ
誰が? 僕が! じゃあ私 消えた
みるみる石が大きくなる 
 が近づいてきて 追い抜いて 
透き通るような白い 時間=デリバリー 
スリッパの音 (ペタペタではないほうが)
グラスのなかの気泡 目が 
「うん目がね。」
キャラクターが生まれても
「僕はいったい何回、第1回を見たのだろう」
起動した アプリではないほうが
生徒10人以上にのぼる 
ラズベリーが揺れ 何かがもげる音
何度も何度もクリップされている 見える
マリトッツォって 聞こえた 
気がしたががが
キリンの口が動いている
「日本にもキリンいるよね。」
窓ガラスがどんどん 曇って 僕は
あの後を知らない 知らないし
階段の下に私がいた 見つけた 
見つけた
誰が降りてきた
「誰かいるの?」 コケが
成長したんだ じゃなくて した
白紙にゆっくりと書くのは 危険
縄跳している縄の穴から
見えるビル もう一度ビルって
缶コーヒーのプルトップを開けたのは
誰 だれ?
CDジャケットのキャンドルは
揺らいでいない と もう一度 と
人が両肘をかかえて机にもたれる
うなづきの青が赤が色が
ちらちらと動いていて
キリンが 青くなる椅子が 
「まだほんの一部」
マリトッツォをすっかり見なくなった
個人的にはよく見るようになった
(今日限定)
アメンボはよく見るようになった
信じられないほど多くの
ミノムシがぶら下がっていた木は
小川を保存するためのコンクリートになった 
飛行機が 化粧をした唇の色がみえた
僕は飛行機が見えなかった
ずっと待機している 草むらからは見える
暇な人2人がロンダリング(混色?)
してみたくなるよね
「まだ、何か決めていないから大丈夫だよね」
エレクトリックは粒粒で
ハンズフリーで
洗濯OKだからだろうか 
落雷 突風 ひょう リップクリーム
「丁寧に並べたとしても」 
何も「むくむく」とはしてこない
世界一猫に寄りかかられている
ダンボール 乾いているのは
不思議でもなんでもない
のだろうか
8個のひらがなが否定するなら
さっき書かれたコケは本物
なのだろうか 
「な が突然出現しました。」
だよね、現実だよね
ワイプの中で笑おう
わかっている 症状を 
折りたたむ もう一度また
「言い間違えを思い出す前にね。」
ぐるっとする
ダブルクリックした すこしだけの段差
だよね

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