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【詩】定時になったので消毒します

「マラカス2個ください。」
心配性なパイを、くず鉄?いや違うステンレス
ボードゲームを解体中、キンドルが激しくめくられる、「超絶技巧なパイだよね」リズムは微分されてポリになる、平行世界って言ってみたところで、無音なのがだるすぎる

ケイタも間に合った
キリも間に合った(チーズ)
シロも間に合った(イグアナ)
ビックのライター(水色)も間に合った

「ここからガクンと落ちた。」

どうだったのだろう
穴を掘るまえに掘られていたから落ちたら突き抜けたから立っている
摂理は密輸されるのだろう、蛇行するパイとして
冗談はアイスクリームを攻略した彼方に

キリ 「また最初から? チャプター0からって」
キリ2 「ブランコの上に置き忘れたんでしょ。」
キリ3 「シンパシーは忘れてない。激アツ」
まとめて正しい曜日に捨てられる

「駆動される回廊にミリのズレが回遊する
もう心臓だけが砂鉄を呼び込むわけではない
メランコリーは一種の鉄だから
時間と黒い絵の具で描いただけなら
市松模様の空がブランドに幻視される
無雨 点描 無臭 よって 平和
ソテツがやたら植わっているからって熱帯ではない
ならばそれは安心でしかないのだろう」
誤配されたバースデーカード、上ずった声の朗読

「二匹いたことにしてみればいい」鉄壁の守備がなんだかぼんやりしている。クラウドだからって、いい気になる、大容量と大音量が似ていると言っても、帳消しにはならない
陽炎という字の佇まいが恥ずかしい、
確かなのはネギがあること 「だけ」を添付

赤い巨大なボタンがおじいちゃんの畑に
1.押して見る
2.見てみないふりをする
3.そもそも畑をクリックしない

時限の次に何が来るかが大事

「消灯してよ、もう何時だと思ってるの?」
クロッカスって知ったからって、いつまでもタイプする、
無垢なパイだひたすら、騒がしいにもほどがあるのか
予感だけが反転するのか
満員電車の中でカロリーメイトなら食べていいのか
ただ無味乾燥に踊るしかないのか(厚底クロックスで)
まき散らかされた粉のことしか考えないでいいのか
踏みつけ放題のフロアーが滑り易すぎるゼリーかも

「ブルーミングデールズって新宿にあったよね、今もある?」
「僕あそこでモヒカンのニット帽買ったよ。(実話)」
「さぞかし恐竜みたいだよね?」
普通の会話が流れる駅前で、打ち捨てられたクリスマスツリー
それさえ暑苦しい(テレビで見たことありますか?)

差し出された両手に握られた
プラスチック製のスプレー容器(100均)
デスペラードの音楽は忘れた、人工的な口笛
風の音をポップなシミュレーショニズムで描いたポスター
またしても打ち捨てられている、畑の横だから町内会規則違反、ワイドショーの話題と、僕のワイドパンツの裾幅は、
なんでも打つ捨てられすぎる

時限の次に何が来るかが大事
パイナップル もう一度だけだよ
パイナップル 
うっすらすぎて文字が読めない お餅?

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