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文系頑張れ!『文系SE』の強みを解説

こんにちは!IT系Webライターの谷です。

みなさんは「文系SE」をご存じですか?今や3人に1人が文系出身といわれているIT業界。

今日は、そんなIT業界を支える文系SEについてのお話です。元エンジニアの筆者が実体験に基づき、わかりやすく解説致しますので、お気軽にお読みください。

文系SEとは

文系SEとは、「文理選択で文系を選んだ」文系出身のエンジニアです。

文系なので、当然IT知識はありません。電気・情報系出身のSEと比べると、スキルの差は歴然(´・ω・`)

しかし逆境をものともせず、独学・オンラインでスキルを習得し、活躍している文系SEが増えています。

彼らは何を武器に戦っているのでしょうか?

文系の強み

文系の強みは、ずばり「コミュ力」です。

え?と思うかもしれませんが、実はコミュ力のあるエンジニアはごく少数。

優秀なエンジニアほど、常人に理解不能な言葉を使ってしまいがち。ハイレベル過ぎて、本人も説明に苦しむケースが多々あります。

文系SEには、そのような天才とクライアント企業とのパイプ役として、大きな需要があります。

文系出身なので、素人のつらさが痛いほどわかる。ITリテラシーの低いお客様に、平易な言葉で説明できるのは、エンジニアとして大きな強みです。

文系SEの弱点

そんな彼らにも、弱みはあります。それは「ハードウェア経験が無い」こと。

ソフトウェア知識は、パソコン一台あれば習得できるものばかり。しかし、ハードウェアの学習には実機(マイコンや基盤)が必要です。多くの場合、それらは市販されておらず、学習の糸口すらつかめないのが現状です。

文系SEのキャリアパス

このように、文系SEには理系SEに比べ技術的な限界が存在します。特に、研究開発レベルになると太刀打ちできないといっていいでしょう。

文系SEがスキルの限界を迎えた場合、どのようなキャリアパスを進めば良いか?筆者は、管理職・マネージメント部門に方向転換するのが得策だと感じています。

背伸びをして理系SEについていくのではなく、自分の勝てる土俵で戦う。きっと、企業側もそのような柔軟な人材を求めているのではないでしょうか。

まとめ:文系SEは重要な存在。応援します!

以上、元エンジニアの視点から文系SEのメリット・デメリットについて考察致しました。人それぞれ、得意分野が異なります。しっかりと自己分析し、自分に合ったキャリアを選択することが肝要です。


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