たにけん

映画、ラジオ、飛行機、坂道

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最近の記事

【映画】梟 フクロウ

「梟」 盲人の鍼灸師は何を見たのか? キービジュアルで忌避していたけど、 コミュニティでオススメされ。 緊張感が続き二転三転。 ラストは因果応報、セリフも一言。 強者と弱者の生きる術、 行き着くところまで来た閉塞感。 久しぶりに鳥肌が立つほどの余韻が。

    • 映画・小説「正欲」について

      『正欲』 監督:岸善幸、原作:朝井リョウ 根幹はブレてはいないけど、 省略、時系列の入れ替え、 関係性の変更が結構あった。 原作で付箋を打った箇所が概ね映画でも セリフになっていて、間違ってなかったのかなと感じた。 普通である事、社会的に輪の中にいること、 いられないこと。 生きづらさや人に言えない事を、 抱えて仕方なく生きている事。 最近よく言う「そっち側、こっち側」 その区別もまた勘違いで思い上がりなのかもしれない。 多分、共感出来ない人の方が多いんじゃ

      • 【映画】さよなら ほやマン

        「さよなら ほやマン」 チラシ、キービジュアルや予告で ”安いコメディ”・”B級映画”かなと分類してしまった。 伊集院光の「深夜の馬鹿力」で話題に上がり 興味を持ったので観ることに。 役者未経験のMOROHAのアフロが主演。 当て書きなのかと思うほど上手い下手とがどうでも良かった。 ミハル役の呉城久美、ヤサグレ感と口の悪さ、 人間関係を構築するのを諦め、自分本位のセリフとか共感した。 震災後12年、石巻出身の監督でなければ撮れないだろう、 センシティブでリアルな田舎、島文

      【映画】梟 フクロウ