トンネルを掘り続ける
長く美容業界にいればそれなりに技術はできるようになってくる
30代から40代にかけて売り上げもそれなりになってくれば独立やマネージャー職に就き経営というものに参加していく、
そんな人も多い中
その流れに遅れた自分はこれからの先を迷いつつ目の前のお客様、自分自身の向上に時間を注いでいる
まさにトンネルを掘り続けているようなものだ
出口を探し、自分の道を信じながら、淡々と掘り続けている
もしかしたら出口などないかもしれないし、たどり着かないかもしれない
なんのためにとふとよぎる疑問も振り払い淡々とこなしている
そんな自分でも教育に携わり新人の技術トレーニングや各店舗のカラーリングのトレーニングもしていたし
カラーリストとしてカラーリングのメニューやデザインを作っていた時代もあった
その役割もなくなった今、
自分の肯定感を取り戻す、自分の興味あるもの、またはできないものをなくする
自分だけのためにカラーの勉強やデザインを作っている
そんな中
ちきりんさんのボイシーで
ああ、すごくいい話だなと感じた
https://voicy.jp/channel/1295/144896
松山英樹さんのメジャー優勝インタビューから
道について考察している
インタビューから
「これで次の子供たちがメジャーを目指すようになる」
と解説の方々が自分のことのように感極まって泣いている
この二つの事象から
このメジャー優勝までの道のりは松山英樹さん一人の道ではなく
先人からの歩みからその思いや経験を糧に
決して自分だけのことではなく先人からの夢を託されながら
この偉業を達成したのだと
そしてこの偉業は次の世代に道として残され
同じレールを進みまた道は進んでいくのだ
そして、それはほかのスポーツ、仕事、人生についても同じことが言えるのではないだろうか
そんな感じのことを話していた
確かに美容業界でも同じようなことが言えて
先人たちの技術を継承しながら進化を続けている
その道は
美容業界の大きな流れとしても存在するし
各サロンごとでも存在する
学び、習得した技術や考え方はその人のフィルターを通して磨かれ進化しているはず
その道をまた次の世代に継承し道を進めていく
そう考えれば
自分自身も役割関係なく継承していくべきなのだろう
そんなことを考えさせられながら
自分にとっては
道ではなく
トンネルを掘るという表現がしっくりくるのだった
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