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日本最大の観光資源は「人」だと思う。

まもなく四度目の緊急事態宣言に入りますが、先月末JNTOの東北招請事業で、中華圏への日本紹介専門YouTuber「Alan Channel」と共に、宮城県と山形県の名所を周らせて頂きました。

気づけば宮城/山形に伺ったのは6年ぶり。そして独立して初めての招請事業ということもあり、「何か書きたいなぁ」と思ってたから、なかなか考えがまとまらず、今に至りました。

観光紹介は近日Alan Channelから紹介されるので、観光の中身はここでは置いておき、僕は自分視点で感じたことを綴りたいと思います。

YouTuber 「Alan Channel」って?

まずは今回お付きの人として周らせて頂きましたYouTuberのAlan Channnelについてご紹介。

彼は在日10年以上、YouTuberとしての活動も5年以上を誇る台湾人で、観光や食はもちろんのこと、日本で永住権を取るまでのドキュメント、不動産物件の紹介まで、日本のことなら何でも紹介しています。

在日中華圏のYouTuberは多種多様におりますが、彼の魅力は「とにかく説明が細かくできる」事。

ホテルレビューの動画では、備え付けのアメニティから、部屋面積まで喋ります。
正直、そんな細かい所までニーズあるのか?と思ってしまいますが、他の人がやらないからこそそれが彼の持ち味で、先に挙げたホテルレビュー動画は常に好成績を収めます。

東北の見所は既に十二分

そんな彼と3泊4日で10箇所以上周りましたが、どちらも非常に面白い場所で、3泊4日の行程周るには忙しなく、旅行として楽しむなら1週間くらいあっても良い旅でした。

昨年も同じくJNTO招請事業で岩手や青森の紹介を紹介しましたが、東北6県の見どころ全部並べたら、それこそ1ヶ月でも周りきれないほど。
それだけ地域の魅力は満載です。

そして差別化や工夫は想像以上に進んでいて、特に宮城県の金蛇水神社は、お参りの休憩所がオシャレな現代建築で「表参道ヒルズに来たのか?」と思ったほど。
そんなオシャレな空間に神社独自のお土産店があって、巫女さんが店頭に立ち、隣に併設されたカフェもまたオシャレなランチが頂けるという、超ハイブリッドな神社で、度肝抜かれました。


おもてなしの精神

合わせて感じたことは、行く先々、皆さんが大変手厚くもてなして頂いたこと。
メディア相手だから。と言う事ではなく、各地説明をお願いした方々皆さんが語り尽くせない程に、熱心にお話して頂き、そして、おもてなしして頂きました。
しかも今は観光で気軽に海外から訪問できる状況にもかかわらず、こういった姿勢で迎え入れて頂いた事が純粋に嬉しくありがたく、皆さん普段からそうされているのだろうなぁ。と感じました。

「観光地 x 人」で推せたら

色々巡って、どこも面白いな〜と思いつつ、個人的に印象に残ったのは、「場所や食事」よりも「人」でした。

人って、やっぱり人に何かして頂いたことは印象に残るもので、その人次第で旅の成否が変わる勢いだと思います。

そしてそれは動画でドキュメントを発信する事ができるYouTubeは、最適なポイントだったりもします。

実際、人気のあるユーチューバーは、その人自身の人柄によってファンを増やしているのが、あまり取り沙汰されないポイントです。

旅のPRで観光地に加えて、この本質に基づき各地にいらっしゃるおもてなし精神のある方を紹介できたら、より印象に残るコンテンツになりはず。

日本人のおもてなしの魅力は、最大のコンテンツになる力を秘めてます。

その点を推せる日本になって欲しいと思えた今回の招請旅行でした。
それができれば、日本はもっと継続的に人が集まる観光スポットにできるはず。

そう思ったことを伝えるために出会った人との写真を撮っておけば良かったと反省の発信でした!

最後に今回この機会を頂いたJNTOおよび関係者の皆様、そして各地でおもてなしして頂いた皆様、大変貴重な機会になりました。ありがとうございました。

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