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プロジェクト始動!

1カ月以上noteの更新をしておらず、申し訳ございません。たくさんの「スキ」をいただいたうえ、サポートまでいただいたことは望外の喜びです。改めてフォロワーの皆様には感謝を申し上げます。

更新が遅れた言い訳をさせてください。複数のプロジェクトが動いており、忙しさにかまけておりました。2冊の新著を同時に取材、執筆にとりかかっています。何とか年内には成就することを目指しています。

そのプロジェクトの第一弾を発表いたします。
6月20日発売の「週刊ポスト」誌上で緊急連載が始まります。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、中国の動向が注目されるなか、両国関係について改めて取材しました。中でも、習近平とプーチンという2人のトップに注目をしています。タイトルは「プーチンと習近平 世界で最も危険なふたり」です。権力を握り、「一強体制」を築き上げた2人は、自ら戦略や政策を決め、トップダウンで部下たちに指示をしています。今回のウクライナ侵攻も「プーチンの戦争」と呼ばれるのもそのためです。2人が何を考えていて、何をしようとしているのか。それを分析することが重要だと考えています。

そこで参考としたのが、アメリカの情報機関、CIAがやっている「プロファイリング」という手法です。その人物の幼少期まで振り返ってどのような発言をしていたのか、どのような行動をとっていたのか。公開情報を集め、会ったことがある人からインタビューをして、人物像を分析していきます。

トランプ前政権が、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記と直接対話をしようと決めたのも、金氏のプロファイリングでした。金氏がスイスに留学していたときの同級生や先生ら、約200人からインタビューをしました。当時、金氏がどのようなことをしゃべっていたのか。どんなスポーツをしていたのか。何を食べていたのか。それらを集めた公開情報とともに分析して、人物像を予測した結果、金氏が「欧米の文化や考え方に憧れを持っており、対米関係の改善にも積極的だ」と判断したそうです。

今回の連載は、その手法をプーチン大統領と習近平国家主席に当てはめてみようという大胆な試みです。2人はなぜここまで親密になったのか。互いの国にどのような印象を持っているのか。そもそも二人の家族構成は。どのような本を読んでいるのか。計5回で分析を進めていきます。

ご覧いただければ幸いです。


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