食糧問題は一人ひとりの心がけ次第?
もうずいぶんと前からだろう、
世界で食糧問題が叫ばれていますね。
食糧が足りないのか?
という点では、どうやら足りているようです。
量自体は、地球人達を賄いきれる程度に生産されているらしい。
ではどんなところに問題があるのでしょう?
フードロス(捨てている)
生産技術不足(出来上がっても売れない品質)
保管技術(腐らせてしまう)
加工技術(傷む前に加工してしまうことが出来ない)
貧困(作っても売る仕組みや道具が無い)
他にもあるでしょうけど、まあこんな感じでしょうか。
我が国日本はどういう訳か、食料自給率が低いようです。
感覚的には結構作って(売られて)いるような気がするんですけど。
例えばスーパーに行ったとします。
国内生産品と海外生産品、どちらが多く置かれていますか?
もちろん地域やお店によっても違うでしょうけど、
私が見る限り、国内生産品の方が多いように感じます。
ところが加工食品やお菓子を見てみると。
原材料は海外生産品であることが多いようです。
コスト(売値)を下げるため、なのかな?
私はベジタリアンとかヴィーガンではありませんが、
食肉となる動物を育てるためには大量の飼料や水が使われ、
病気防止のためにワクチンや抗生物質が投与されていることから、
どちらかと言えば菜食寄りです。
フードマイレージの事もあるし、
自身の健康のためである地産地消・身土不二の事もあって、
できるだけ国産、しかも地元産の野菜を買うことが多いです。
最近は代用肉?大豆を使ったり、コオロギを使うことも
研究されたり販売されたりしていますが、
別にそんな事をしなくても(買わなくても)、
野菜を食べていればいいんじゃないかな、と。
よくタンパク質が不足するとか言われますが、
お米にも芋にも大豆にも、きのこにも海苔にも、野菜にだって
タンパク質が含まれていますよね。
もちろん、日本人が慣れ親しんでいる魚介類にも。
発酵食品を食べれば、
それらを作り出してくれる菌そのものも我々の口に入りますが、
その菌たちにもタンパク質は含まれています。
身近なところをないがしろにして、
季節外れのものとか、日本では作れないものを買って食べるのは、
実はかなりの贅沢なんだと思います。
売ってるし、買えちゃうくらいの値段だから、
肉とか卵、トロピカルフルーツなんかを買ってしまうわけで。
まあ、せっかく買ったものを腐らせてしまうこともある私ですが、
世界の食糧問題は、一人ひとりの心がけ次第で、
問題にもなるし、解決もできるものと思っています。
皆さんが食べるものは、いつ、どこで、誰が生産して、
誰がどうやって運び、加工して陳列されたものでしょうか?
ほんの少し想像力を働かせれば、
きっと世界はもっと豊かになる。
そんな気がしています。
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