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『孫子の兵法』を読んでみた。

どうも!まつです。
早速始まりました。まつしゃちょーのビジネス本読んでみたシリーズ投稿。
この提供は『お家のことを一緒に考えたい』クオリティアール、まつしゃちょーの提供でお送りします。→https://linkfly.to/quality-res

今回のビジネス本は『孫子の兵法』です。

冒頭『人生をなめてはいけない』という言葉からスタートする。『甘ったれていないか、安易になっていないか、驕っていないか、気がゆるんでいないか、邪な心はないか』
この言葉のすべてが今の自分の刺さる言葉だった。
『人生という戦場で戦う者としての「隙間のない構え」をつくる』

それがこの本の本質である「世の中の攻略書」なのだと思う。その中で面白いものや心に残ったものを私なりにまとめさせて頂きたい。

『5つの視点で自分が有利に戦える方法として「道・天・地・将・法」をあげている』
本書で説明されている内容をお伝えさせて頂くと
道:将来の自分をリアルにイメージすることで思いと行動が一つになる。
天:自分がなにか目標があり、計画を立てるときはどんな時代かを考慮すること。
地:どの分野で勝負するかを考えるときは自分に合ったところで勝負をすること。
将:自分の目標を設定し、達成するために最低限必要な能力のこと。
法:法律や社会的ルールはもちろんのこと、自分自身で決めたルールを守ることも含まれます。

そしてゴールを明確にし、そこに向かって最短で行動することが重要らしい。
私自身もそう思いますがなんとなくやってみようと考えている時と終了時間を決めてやるのでは終了時間を決めたほうが行動に移すことができる。
その目標をライバルというカタチにすることはとても有効的なのだ。

そのライバルを設定することは『七計に相当するらしい。七計とは「有道」「有能」「天地」「法令」「強き」「練れたる」「賞罰」』に分けられ、五事と七計を合わせた五事七計は孫子の戦略策定の要締となるらしい。
七計に関しては本書を確認していただきたいが正直スゴイ。

そして次に目に止まった言葉が私の心を抉ってくるんだけれども『勢いこそ命綱』という言葉だ。
勢いがない企業や個人と一緒に何かをしたいか。
何かをするのであれば勢いがある企業か個人を選ばないだろうか。
だからこそ自分自身の勢いは止めてはいけない。
止めてしまうことで自分の魅力は半減してしまうのだと思う。

そして私がなにかに挑戦したり行動するときに常にやっていることがある。すでに癖になっているのであまり意識することも少なくなったけれど、結構重要なことなので共有するし、本書にもそれっぽいことが書いてあったので改めてお伝えすると、「何かをやるときには、最高と最悪を考えるようにしている。」
これを考えるメリットは一つだけでどのような状況になってもオドオドすることが少なくなるという点だと思う。

私自身、結構小心者ですぐオドオドすることがあった。それを少なくするために取った方法が最高と最悪を考える。事前に考えておけば想定の範囲内に収まるのでオドオドすることがめちゃくちゃ少なくなった。
これはすごく効果的なのでオススメしたい考え方。
そして「能力」を伸ばすこともとても大切だが、その能力を十二分に発揮するための体力と気力のほうが重要だという考え。

『「できて当たり前」がプロの仕事』ではプロの本質が書かれている。本物のプロであれば、自分の仕事を余裕があるように見せながら完了させることがプロであり、頑張っているように見られている時点でまだまだらしい。
孫子さんのおっしゃる通り。第一線で行動している人ほど、余裕を持っている。今後、私も更に意識していきたいと感じた。

そして今の自分を改めて考えるきっかけになったモノが『「強みが弱みに変わる」五つのパターン』です。それは『必死』『必生』『忿速』『廉潔』『愛民』であり、共通して言えることはこの全ては強みであるとともに偏りすぎると弱点になってしまうということ。
常に冷静に余裕を持つことが重要らしい。確かに何か悪い方向に向かったり悪い結果が出るときは、何かしらに偏ってしまうことが多いかもしれない。

読み進めている中で人間関係についても触れられている。それは『アメとムチ』の話で親しくなるまではアメを使い、親しくなったらムチを使えというもの。
私のイメージでは逆だったけれど、確かにその通りかも知れない。信頼関係がない状態でのムチはただの偉そうな人になるし、信頼関係がある時のアメは甘えを誘う。言われてみれば当たり前のことだけど、なかなか気付けないかもしれない。

世の中の人にとって一番大切でありながら一番認めたくないもの、それが『負ける理由は必ず「自分」にある』ということ。孫子はその理由を6つあげています。
この6つの本質は人間の弱いところが出るときは負けてしまうということだと思う。
結局のところ、今も昔も人間の本質はほとんど変わっていないということかもしれない。そして昔から読み継がれている本はやっぱり本質を捉えているのだとも感じる。

そして本書の中で私がすごく重要だと思った章が『「勝率」を上げるための「3つの鉄則」』に書かれている内容で『課題の難易度と自分の実力と置かれている状況』が理解していれば勝てるという内容。
自分が持っている能力を変えようとすることが実は一番の悩みであって、そのことも含めて色々と書かれている本書はとてもおもしろいと思う。

孫子の兵法を読んでみて感じたことはどの時代においても重要なことは、「勝ちを取りに行く」ことではなくて「負けないようにする」ことが重要になる。これは様々な人が発信しているがなかなかできるものではないと思う。
調子がいいときが続けば天狗になるのが人間なのだから。
そして相手の土俵ではなくて自分の土俵で戦うこと。

経営者が読むべきものでありながらも素晴らしい経営者は無意識にできているのかもしれない。


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でわでわ!まつでした。またね。

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