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文書力向上に向けて

こんにちわ、けんじです。


今回は自分も苦手な文章を書く力

いわゆる「文章力」についてお話をします


そもそも文章には「いい文章」と「悪い文章」がありますが

「いい文章」とは『完読される文章』であること

料理を例にする『完食される料理』こそ「いい料理」であると定義づけられています

「悪い文章」とはその逆で、『完読されない文章』、つまり

読んでいる途中で飽きられる文章を表しています


文章に必要な要素

では文章を書く上で必要なことは何か

書き始める前に、主眼と格子を立てることが必要です

主眼:テーマ・目的(その文章で何を言おうとしているか)

格子:経路(主眼を達成するための骨組み。要素・順番・軽重から構成)


つまり

まず「テーマ」を決めて、その「テーマ」のために

「何を」「どれから」「どのくらい」書くかを決めることが重要です


事実を書き出す


書きたいテーマが決まれば、

そのテーマに含まれていそうな話題を箇条書きにし、

「5W1H」に沿って事実を揃えていきます

5W1Hとは

Who:誰が

What:何を

When:いつ

Where:どこで

Why:なぜ

How:どうやって

事実を揃えるときに抜け漏れを防ぐうえでも5W1Hは有効です


文章の格子たてる


集めた事実をどれから書くかを決めるために

始めに紹介した

要素・順番・軽重の順に決めることが重要です


取捨選択をする


集めた事実を余すことなくすべて使うのではなく

主眼(テーマ)に即しているか

完読を妨げていないかを考慮して

『捨てること』も必要です


大事なことをまず話す


文章を完読に導くような魅力あるひと段落を最初に持ってくるということ

結論→問題提起→状況説明→付帯情報

こういった順番で話を進めます

この手法をビジネスでは「PREP法」や「SDS法」といいます

PREP法とはPoint(結論) Reason(理由) Example(例) Point(結論)の頭文字をとった略で

聞き手に対して要点を説明することで、

聞き手に無駄なストレスを与えず、関心の高い状態で聞いてもらうようになります

SDS法とはSummary(要点)Details(詳細)Summary(要点)の頭文字です

最初に全体の概要を伝え、次に具体的な説明、最後に全体のまとめとしての要点を伝える型のことです


どちらの手法も冒頭で読者の興味を引き付けて

関心をキープしたまま、目標である「完読」までこぎ付けることが目的です。


少し簡単ではありましたが、

文書力向上に向けた手法を紹介しました。

少しでもお役に立てれば。


それでは、今日はここまで。

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