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起業家が適正価格で仕事をするためには…

皆さんこんにちは。
ITジャーナリストの久原です。

誰に教わったか忘れましたが、「仕事は断ってはいけない」と、私はサラリーマンの時、そう教えられ、それを信じ込んでいました。
また、起業してからも断ったら仕事なくなっちゃうんじゃないかと表向きは思いつつ、本当は良い人と思われたいという気持ちが大半で、多少無理してでも仕事を受けていました。

断る理由を見つけようと思えば、いくらでも出てくるのでが、断ることは根本的に悪だと思い込んでいたせいか、断るという選択肢が出てこなかったんじゃないかなと、今ではそう感じています。

「忙しくなったときが、値上げするとき!」とか、皆さんも、なんとなく頭では分かっている方は多いと思うのですが、昔の私の様に行動できていない方も少なくないのではないでしょうか?

実は私の周りにいるフリーランスや個人事業主の多くが、自分のサービスに対して、値上げを出来ていない人が多くいます。
忙しくなったときは、やりたくない仕事を断ったり、値上げしたほうが、結果的にお客さんは喜んでくれると伝えても、それを信じて行動してくれる人は、極めて少ないです。

そんな方に対して私は、積極的に高価格の仕事を用意してあげることで、少し強引ではありますが次に取得する仕事の価格を上げたり、安い仕事でやりたくない仕事だったら断る環境を整えてあげるようにしています

今まで仕事を断らなかった人が、断るようになるには相当な覚悟が必要です。単価交渉をする際も、この仕事はなくなってもいいやと、あきらめることや執着する気持ちを手放す必要があり、仕事がなくなってしまうといった恐怖との戦いに勝たなければなりません。

ほとんどの人はその恐怖に飲み込まれてしまうので、そういった方は、代わりに営業を行ってくれる他の人の力を借りることをお勧めします。

多少お金を支払っても、自分が望む仕事を取れない人は外部サービスを活用することで自分が望まない仕事を断るきっかけを作ってみてください。

そして仕事を断れるようになると、やりたい仕事を選択すると言った、可能性を手に入れることができるので、負のスパイラルから抜け出せる可能性が非常に高くなります。


日本一背の高いITジャーナリストとして、「ITって便利だな!」「ITって面白いな!」と思ってくれる人と増やしたいという思いで、全国各地で講演をしていきたいなと思っています! ぜひとも、サポートを宜しくお願いします!