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人と正面からていねいにつき合う習慣

インタビューしたYさんの4つの習慣
①人の話をよく聴く
②準備を大事にする
③人の悪口を言わない
④人生のいかなる場面も楽しめるように心がける

友人インタビュー第9弾です。

今回は、住宅建材とオフィス家具を
中心に扱う商社で、
管理職として働く友人Yさん
(40代前半・男性)です。

営業職として安定した実績を
あげ続けるYさんならきっと
いい習慣があるに違いないと思い、
お願いしました。

【インタビュー内容】

つるけん
「Yさん、さっそくですが
普段やっている習慣ってありますか?
行動習慣でも、思考習慣でもいいんですけど。」
Yさん
「実はさぁ、この話をもらってから
ちゃんと話せるように準備したんだよ(笑)

思いついたのは4つなんだけど、
1つずつ話すねー。

1つ目は
『人の話をちゃんと聴く』ってこと。」
つるけん
「ご準備ありがとうございます。

王道だけど、とても徹底するのがむずかしい
習慣の代表ですけど、なんかきっかけってあるんですか?」
Yさん
「んーー。
昔からなんとなく意識してたつもりだけど、
明確にそれを実行しないと、と思ったのは
この5-6年なんだよね。

仕事で 大きい顧客を任された時に、
問題が残った状態で引き継いだんだよ。

くわしくは言えないんだけど、
言い訳できない大炎上した状況だったから、
ほんとにその時はわかりやすい修羅場だったんだ。

もう月に何度も海外に行って、現場対応して、
社内では周りの人たちに助けて〜って感じだった。

そんな状況だったけど、
お客様からの色々な要望が出れば
とにかく逃げずに耳を傾けて対応した。

修羅場の中で、なんとか事が
収まった経験のおかげで
『人の話を聴く』ってことが
本当に腑に落ちたって感じかな。」
つるけん
「人間が一回り大きくなりそうな
修羅場経験をしたからなんですね。

その習慣が、ここ数年の安定した
営業成績の理由なんでしょうけど、
社内において部下の話を聴く場面でも
同じようにできている実感がありますか?」
Yさん
「本当に聴けてるかどうかはわかんないけど
とりあえず意識してるのは、

部下から相談を受けた時は、

まず
『自分はどうしたいか?』
『自分はどうありたいか?』
『興味がありそうなことはなにか?』

とか
先に話をしてもらって聴くことかな。

そのうえで 自分なりのアドバイスが
できたら、という気持ちで話をしている。」
つるけん
「いい上司だなぁ・・・。

じゃあ、2つめの習慣はなんですか?」
Yさん
「仕事面になるけど、営業職として
よく聞く

『PDCAサイクルより
PDR のサイクルを大事にする』
ってことかな?

営業活動で一番大事なのは
特にP(Prep)の「準備」だと思ってるので、

お客様にオススメする商品について
質問が来そうなことは
商品の優位性を理解して実際に試したりして、
想定される質問には答えられるようにします。

Planning 計画というよりは
実際に試して、準備をしてから
Doするって感じのほうが
営業にイメージが近いので。」
---------------

※ PDCA = 
Planning(計画) 
Do(実行) 
Check(評価) 
Action(改善)の略

この4つのサイクルを繰り返し行うことで、
継続的な業務の改善を実現する手法です。
一般的にはサイクルを回すのサイクルの単位が
半年〜1年など長い傾向あり。


※PDR = 
P=Preparation (準備)
D=Do (実行)
R=Review(評価)
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つるけん
「たしかにPDCAは製造業が発端となって
生まれた概念らしいんですし、
今みたいに変化が激しくて
『とりあえずやれ〜〜』みたいな中では、
PDRのほうがサイクルが短いし、
営業活動にフィットする言葉なんでしょうね。

なんかきっかけがあったんですか?」
Yさん
「会社で受けた管理職研修中に講師の方と、
特に営業における新規開拓について
話す機会があって。
2人してPDRが時流にマッチしてると、
すごく納得したからかな。」
つるけん
「なるほど。
準備がちゃんとしてると信頼される感じは
イメージしやすいですね。

では3つ目の習慣はなんですか?」
Yさん
「これは本当に当たり前といえば
当たり前なんだけど
『人の悪口を言わない』
ってことだね。」
つるけん
「おぉ、、基本だけどいい心がけですね。
これは大人になる前からの習慣ですか?」
Yさん
「うん。
なんか昔からあんまり自分でも言ってるイメージは
ないんだけど、人から『●●くん(さん)って
ほんとに悪口言わないよね。』って言われて
ふと気がついた感じかな。
実際、友人や同僚と飲んだ時に、
悪口で盛り上がりそうな雰囲気があると
話題を変える努力するしね。」
つるけん
「それ、わかります。
自分も『悪口やめましょうよ』と
あからさまには言わないですけど、
席を立ったり”興味がない” という意志表示は
したりしますね。

ぼくの場合は、人の悪口いうと 
自分も言われちゃうから、
っていう自己防衛の意味もありますけどww

最後4つ目の習慣はいかがですか?」
Yさん
「最後は 今までの総合的な感じなんだけど
『いいことも悪いことも 楽しむという思考』かな。

結局、いいこともあれば悪いこともあるけど、
それを楽しめたら最高じゃん!って思いたい。」
つるけん
「そうですよね。
つらいこと、悲しいことがあるのは
間違いないんだけどそれも含めて
楽しめるようになりたい、っていう気持ちは
自分にもあります。

運がいい人の特徴は
『目の前で起きていることを
自分の都合のいいように解釈すること』と

言われているので、
人生を楽しむ!
ということを決めて生きたいです。

もちろん 自分が重病したり、
身近な人の不幸はどうしても苦しいのですが。
それさえも少しの希望を持って生きたいですね。」
Yさん
「ほんとにそうだよね。」
つるけん
「今日は4つの思考習慣を
わかりやすく準備して話してくださり
ありがとうございました。」
Yさん
「こちらこそ、ありがとう。」

【インタビューを終えて】

Yさんは、自分が見習いたいな、と思うほど
相手ありきでコミュニケーションを取る方です。

王道で、わかっちゃいるけど、
できないことを人一倍実践しています。

今回のインタビューは文章とともに
音声のほうがより伝わるインタビュー
かな、と反省しました。

文章で読むと
”スラスラ読めちゃうほど王道”な
習慣なので、

間をとりながら、
相手がわかりやすいように
ゆっくり話すYさんのトーンを
聴いてもらった方が伝わるかな、
と思ったからです。

まだまだ新しい年が
はじまった今だからこそ
1つでも参考にして頂ければ幸いです。

今日も最後までありがとうございました。

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