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環境を選んで こどもも親も前向きに

今日は 2018年に亡くなった樹木希林さんの
インタビュー記事をご紹介します。
短いインタビューにもかかわらず
非常に雰囲気が伝わる 素晴らしい内容なので
ぜひご一読ください。

無料公開してくださっている不登校新聞さんに感謝です。

【知って すぐできるなら苦労しない】

これを読んで思ったのは、
樹木希林さんの圧倒的な存在感には
親の存在が大きかったんだろうな、ということ、

また、
知っていることが大事なのは
もちろんだけど、それ以上に
それを行動に移せるかが大事だな、
ってことです。

「他人は自分の鏡だからありがたい存在だ」
とか
「周りと比較せず我が子を育てよう」
とか
「親はできるだけ先に手を出さず 
子供が失敗する練習をさせてあげよう」

みたいな話って
今みたいにネットになんでも情報がある時代から
するとどこかで聞いたことがあります。

でも やっぱりいつもこれらの
大事なことを意識していて
素の状態でいつもできている人って
なかなかいない。

多くの親が
望ましいといわれる言動をできていたら 
日本人の多くは

自己肯定感の高い国民性に

なっているはずで、
もっと幸せ度が高い国になっている
はずですもんね。
(悲観的なのは 日本人のDNAも
関係してる説もありますが)

また その子の親が、
子供の個性を尊重できる接し方ができていても
先生や周りの大人の接し方が悪ければなかなか
実現しないでしょうし。

日本は同調圧力の強い国ですし
油断するとすぐ比較してしまいます。

うちにも2人の娘がいまして、
いまのところは問題なく
元気にしてるのですが
(元気にしているように
見えるだけかもしれませんが)

やっぱり
自分(親)が望むような
「いい」行動を
とってくれることは少ないんで、

「なんでそんなことするのー?」
「なんで●●できないのー?」とか

言ってしまいます。

物事ってなんでも
できないよりは できたほうがいいので

親としては"●●ができるよう
にさせてあげないと"、
と思っちゃうんですよね〜〜。

子供のいい面を見てあげずらくなるし
それによって子供も息苦しくなる。。。

【人間は環境の生き物】

自分はまったく教育のこととかを
語れるわけではないんですけど、

やっぱり
「根拠のない自信って大事」
「チャレンジしつつ上手に失敗と
 付き合うって大事」
「自己肯定感が高いとしあわせ」
「人にやさしく」

みたいな真理がある中では

どうしたら 
コミュニケーションの中で
自信や共感心が育つのかっていうのを
親だけじゃなくて
ある一定のグループ内で共有する
必要があるなって感じます。

子供にいい言葉かけができない時に
周りにサポートしてもらえたら
どんなにいいか、、。

子育てしている中でパッと思い浮かぶ
大事そうな環境ってこんな感じでしょうか?

●家庭環境
●学校の環境
●住んでいる地域の環境
●親の横のつながり
(例:親がつながっている友人たちが
子供に対する受容性が高いと良さそう)

●適度な自然環境
(精神にもいいでしょうし
チャレンジや失敗も体得しやすそう)

●多様性を感じやすそうな環境
(海外なんかがわかりやすいですね)

そう考えると
今日は教育という観点では書きませんが
いまの息苦しさが漂う日本の中では
ますます環境って
きちんと選ぶ必要があるな、

と感じた次第です。

【さいごに】

子供のことを素直に認めてあげるって
知識としては、
なぜ大事かはわかってるけど

実践するのは感情的に大変だし
世間の同調圧力もあるので
実現するのは難しい。

そう考えると、
いきなり移住とかは無理でも、
子育てのコミュニティに入ってみたり
いろいろ環境を選べる時代には
なってきていると思うので。

今日の樹木希林さんのインタビューで
子育てにおいてもコミュニティ選びって大事だな、
と考えるきっかけができました。

今日も最後までありがとうございました。

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