見えないものを見る

みなさんには見えないものはありますか？

私には見えないものがあります。

空気が見えません。

遠くで光っている星の形が見えません。

人の心が見えません。

私自身の気持ちも見えません。

私には見えないものが沢山あります。

みなさんにもどれくらい見えないものがありますか？

そしてその見えないものはみなさんにとってどんなものですか？

私にとって見えないものは時には恐ろしく時には希望になります。

逆に見えるものにはあまり価値を置きません。

わたしにとって見えるものは

私以外の人にとっても見えるものだからです。

見えるものが目に映るとそれに固執してしまいます。

固執すると見えないものを軽んじてしまいます。

見えるものだけが大切ではないのです。

見えないものが沢山あるのに、見えるものばかりで自分の中を埋め尽くすのは不公平だからです。

時には見えないものの存在や形を大切にして、見えるものから離れることが重要です。

見えないものをいま、みなさんはどんな風に捉えていますか？

必要ないものでしょうか？大切なものではないでしょうか？

もし、いま目に見えるものに囚われてると思ったなら

今すぐ、すこし目を閉じて見えなくしてみたらいいかもしれません。

見えない世界で感じるものの中に

今必要なものが浮かぶはずです。

どうか囚われないでください、縛られないでください。

どうか見えないものを見る時間を自分に与えてください。

心が燃える音を聞いてください。

そして心が燃える音の大きいものに

あなたが歩んで行けるように

見えないものが見えるように