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「寄生獣 -ザ・グレイ-」

Netflixで韓国版寄生獣。全6話。
寄生獣は原作漫画、実写映画、アニメ、全て当時に読了、視聴。大好き。
監督が「新感染」のヨン・サンホ監督という事でかなり期待してたけど、期待を超えまくってきた。めちゃくちゃ面白かった。

完全オリジナル・ストーリーであり、日本と同様に、無数の寄生生物が韓国に舞い落ちたところから物語は始まるが、その直後に寄生生物がイベント会場で無差別殺傷事件を起こしたことから、当初から政府に寄生生物の存在が知られることになり、対策組織『グレイ』が設立されたことが原作と大きく異なる点となっている。

主人公はスーパーの店員をしている20代の女性で、犯罪者に刺されて瀕死のところを寄生生物に寄生される。脳を奪われなかった、頭部が変形するという「変異種」として、人間からも寄生生物からも狙われることになる。

ウィキペディア(Wikipedia)

原作のストーリーから離れて作られると大体ひどくなりがちで残念な思いをするものなのに、韓国版は素晴らしい出来だった。
設定や世界観はしっかり踏襲して、組織への寄生と、主人公内の共存に重点を置いて膨らませたストーリー。
アクションシーンもカッコ良くて興奮した。

そもそも主人公を女性にして、右手じゃなく顔の右半分を変形させるようにしたのが思い切ってるけど、これが良かった。
目つきが変わる、スインとハイジの二重人格状態。
演じたチョン・ソニ、すっかりファンになった。もっと見たい。

キャラ的に、チェチーム長も素晴らしい。切れ者、好きだ。
猟犬に対する扱いを見てからの、第3話の冒頭に挿入されてる寄生生物発生時のエピソードがまた良かった。

※以下、ラストシーンのネタバレに触れます。

見終わった後の4月11日に正式発表されたけど…
ラストシーン、まさかの菅田将暉登場で本当に本当に鳥肌だった。しかも原作の主人公である泉新一役。
今回、日本語吹き替えで見てたけど、ラストシーンは字幕でもどうなってるのか確認した。
絶対にシーズン2をくれ。
日本を含め海外の評価が高くてヒットしてるようなので作られるはず。


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