聖地巡礼記チベットへゆく⑭時を超え 秘密の寺の事を考える
チベット(西蔵)へ聖地巡礼の旅
仏教は長い歴史において
実は今大きな転換期をむかえている
仏教史において後世語り継がれるであろう
時代を僕らは生きている
そして歴史の目撃者となる
時を超え秘密の寺の事を考える。
僕らは偶然タクシーで相乗りした女性に誘導され
ある寺へ向かっていた
人里離れた丘の上に存在する小さな寺
寺の座主は転生僧で
ダライ・ラマ十四世と幼き時代を共に
修行した偉いラマだと教えてくれた
その話が本当ならば
少なくとも年齢は70歳を超える長老になる