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楽してデザインスキルをアップしたい!!

自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード ME」のデザイナー池内です。

私は楽しくデザイナーをやってますが、生活のすべてをデザインにささげてはいません。私個人としてはデザインは人生の一部に過ぎず、他にもやりたいことはたくさんあります。これは価値観の違いであり優劣はありません。

なので、私はいかに最小の努力でスキルアップできるかに腐心してきました。その気持ちは誰にも負けません。そんな意識低い系のデザイナーとして、楽なスキルアップのノウハウを伝授したいと思います。

1. 目の前の業務に必要なスキルを絞り込む

上司や先輩のデザイナーはいろんなスキルを伸ばせと言ってきます。それは完璧なまでに正しいです。ただ、なんの戦略もなしに勉強するのは大変非効率です。

あれこれ手を出す前に、まずは目の前の業務にフォーカスしましょう。UIデザインならUIデザインのみに絞ります。さらに何のUIデザインなのか、アプリなのかWebなのか、それ以外か、アプリならiOSなのかAndroidなのかに絞り込みます。

そしてどの工程から担当するかを絞り込みます。企画か、ユーザーリサーチか、プロトタイピングか、情報設計か、デザインツール上での作業かなど。
そこまで絞り込むと今勉強すべきことは最小になります。他のことは実際にやるときにまた勉強すればいいんです!

2. 初心者向けの本で全体感を掴む

必要なスキルを絞り込んだら、まずはその分野で初心者向けの本を流し読みします。初心者向けの本を読むことでざっくり全体感が掴めます。

間違ってもいきなりオ◯イリーとかの分厚い本を読み始めてはいけません。登山初心者がいきなりエベレストの南西壁ルートを登攀するようなものです。まずは簡単な本を読みましょう。

3. 必要に応じて専門的な本を読む

全体感がわかることで、さらに自分に必要な知識やスキルがわかります。その時はじめて、専門的な本を読めばいいんです。やみくもに難しい本を読み漁っても疲れてしまいます。しかも悲しいことに、すぐ使わない知識はなかなか定着しません。

4. 業務中に本をリファレンスする

本を読むのもプライベートな時間にやる必要はありません。業務に必要な知識なんだから、読みながら仕事を進めればいいんですよ!

本を全部読む必要もなくて、その時その時に必要な部分だけ読めば業務の妨げもなりません。しかもインプットとアウトプットを同時に行うことは、記憶の強化にも繋がり、より効率的にスキルアップすることができます。一石二鳥です。

さいごに

このスキルアップ法を繰り返せば、いつの間にかかなりのスキルが付くと思います。ただし、今の仕事の範囲内の話です。キャリアアップするには労働市場のニーズを時々チェックするとよいです。

以上、お読みいただきありがとうございました。

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