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熊谷知事のお知らせ『給付型奨学金制度』




知事就任後に創設した児童養護施設や里親出身者に対する給付型奨学金制度について、多くの皆様から御協力いただき、この春、大学などに進学する子どもたちに、奨学金を給付することができましたので紹介します。
県内の児童養護施設で育った子どもの大学などへの進学率は令和4年度で43.1%と、県内の高等学校卒業者の進学率84.5%の半分程度となっています。児童養護施設などで育った子どもが経済的な理由で進学をあきらめるといったことがないよう、昨年3月に給付型の奨学金制度を創設しました。
この奨学金は1人につき年間30万円を給付するもので、今回9人に給付しました。給付を受けた子どもたちから、さっそく感謝の声が寄せられましたので、いくつか紹介します。
「学費や一人暮らしの費用が心配だったので本当にありがとうございます」
「ほかの奨学金だけでは足りなかったため、進学できないと思ったが、この奨学金が決まり進学することができました」
「アルバイトで稼げる金額ではないので、未来のために大切に活用していきたいと思います」
この奨学金により、子どもたちが夢に向かって 歩むことができたことを大変うれしく思います。
また、寄付の状況ですが、支援の輪も広がってきており、4月15日現在で23の企業・団体と27人の個人の方々から寄付をいただき、寄付額は7千万円を超えました。
寄付は千葉県社会福祉協議会で随時受け付けています。制度を安定的に運営し、どのような家庭で育った子どもたちであっても将来の夢がかなえられる社会となるよう、皆さまの御協力をお願いします。
http://www.chibakenshakyo.com/0000kifu_page2023.php

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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