見出し画像

個人的には、夏休みの宿題が廃止になる未来になってほしい

記事を読みながら、ふと夏休み・そしてその宿題について考えてみた。


夏休みの宿題。

読書感想文に漢字・計算ドリル、プリントの課題に毎日の絵日記など様々。

夏季講習で受験に備える内容も追加で取り組み人や、部活三昧でそれどころではない人。

このことに対して、色々な人が意見を持っているに違いない。

毎日コツコツとこなして、最終日にしっかりと余裕をもって終わらせる人。

初めの方で一気に終わらせて、後の日を楽して過ごす人。

最終日に帳尻が合うように、ラスト数日ですべてを終わらせる人。

そして、8/32を心待ちにしながら、8/31をなにもせず過ごす人(笑)

それぞれの人の性格や特徴が現れる、夏休みの宿題という在り方。

これがなくなる未来がやってくるのも、そんなに遠くはないかなと感じた記事。




夏休みの宿題の目的は何か。

それは、授業がないことによる、忘却を防止するためかもしれない。

しっかりと復習を長い期間を行うことで、身体に身に付けること。

そして、毎日勉強することの習慣をつけることかもしれない。

しかしながら、そもそも宿題をすることによって得られるものよりも実は失われているものが多いことに気が付く人も増えてきた。

若い時の時間ほど、何でもできる自由な時間というものはない。

学ぶも良し、遊ぶも良し、何かに挑戦するもよし。

自分で自主的に課題を設定する人には、色々なことがまとまって時間を取ることが出来る、とても貴重な時間。

それが、宿題というものによって阻害されていると考える人も増えていくに違いない。

当たり前にしていた夏休みの宿題。

その在り方そのものが問われているかもしれない。




もし夏休みの宿題がなかったらどうなるのか。

親の教育方針や、本人のやる気次第で、全く異なる9/1を迎えることになる。

管理されることが前提で組まれた宿題によって、ある程度は勉強の格差を埋めることが出来るのだろうという期待の元であったものが、崩壊するかもしれない。

そもそも、学校という仕組みそのものが、ある程度画一的な個人・サラリーマンとなるために考えること・画一化により個性を排させるために存在しているからこそ、その崩壊というものは今の社会にとっては苦しいことかもしれない。

しかしながら、そのような学校の存在意義そのものが無くなってきつつある今のご時世。

だからこそ、本当の意味での夏休みの過ごし方、それは今まで以上に自由にしていってもいいような気がする。

自分の興味を持ったことにとことん費やす、最高の夏休み。

現在の仕組みでは多くの人が経験するサラリーマンとしての社会人に一度なってしまったら、味わうことが難しい長期の休み。

だからこそ、この過ごし方をいかに工夫できるかどうかということが重要になってくる。




もし夏休みの宿題がなかったならば。

それが自分自身の子供時代に適用されていたのならばどうなるのか。

自分自身の場合は、親の方針で勉強を強制されられていたかもしれない。

しかしながら、もっと自由に何でもやっていいという状態になっていたら、物事は大きく変わっている。

もし今の時代において、夏休みを宿題なしで過ごせたらどうなっているのか。

youtubeやSNSをアウトプットをベースとして活用していたならば、発信することが当たり前になっている小学生や中学生も増えているに違いない。

AIに興味を持ったのならば、そこからものすごいアプリを作り出したり、企業顔負けのものすごい仕組みを作ることもできるかもしれない。

他にも学校では教えられることが決してないマニアな分野をとことん極めて、誰にも追い付けないほどの専門性を極める学生もいるかもしれない。

気が付いたらそれが本業になって、学校の存在意義がまた変わった形で認識するようになっているかもしれない。

宿題によって縛られるということを回避するために、宿題は代行に任せて、本当に得意な分野のみに特化するというビジネスモデルを立ち上げるかもしれない。

まだまだ現在の仕組みでは先生に怒られることがオチかもしれないが、大人になったらいかに自分のやりたいことだけに集中できるかこそが大切であることを学ぶ。

だからこそ、手段を問わずに本当の意味で自分の人生に貢献するやり方で夏休みを過ごすことが出来ればいいのではないかと感じる。

消極的ではなく、積極的に何かをする。

時には派手にやらかして、大きな迷惑を世の中に負担させる。

それくらいのことをして夏休みを過ごすことの方が、人生にとっては大きな宝物になるかもしれない。

夏休みの宿題という足かせ、それが完全に廃止される未来、早くその時がやってきてほしいように感じる。




ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?