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お金の価値がどんどん薄くなっていく

物価高騰がひと段落しつつあるように感じる。

近所のスーパーの卵の値段を中心に見ているが、ここからさらに値上がりということは無くなってきた。

少し前までは卵ひとパックが200円を当たり前のように超えていたが、実はそうでもなくなってきた。

というのも少し離れたスーパーに行くと、小さいサイズでは10個で188円というお店もちらほら。

他の品物についても、上がるものは上がったが、さらなる値上げというところは身の回りからは少なくなってきたように感じる。

とはいえ、過去と比べたら値上がり度合いは半端ない。

ものによっては信じられないくらい高価になり、買わなくなってしまうものもある。

ここで値上げがされ続けているものと、一旦ストップしたものの差は何なのか気になるところ。






そして一方では高くても継続して買われているものもある。

機能がよりハイレベルになったハイスペック品や、高級品の類については、ますます価格がすごいことになってきている。

iPhoneも多少円高になったところで安くなることはなく、むしろ不要と思えるくらいの機能充実と共に値段はどんどん上がっている。

他にも競合相手の少ない希少性のある商品なども、値段は下がらない。

元々作る量が少ないものは多少の値上がりがあっても気にせず買う人が多い。

それはリセールバリューが高くて、手放しても損することはあまりないからこそ。

特に不動産のなかでも一部の立地の良いものについては何十億クラスのものがどんどん売られていたりもする。

手が出る人が少ないかと思いきや、ものすごく売れているのは希少性があるからこそ。

このようなものについては、高くても妥当という認識が広がってきて、値段が下がることはあまりない。

だから、本当に欲しいもので価値を感じるのなら、早めに手に入れておくのも良いかもしれない。








今は株や不動産、金などのコモディティや物価が上がっているというよりも、お金の価値がどこまでも薄まっている印象。

まるで気がつかないうちに持っている現金が腐って価値をなくしてきているようにも感じる。

世界各国で通貨がどこまでも薄くなり、本当に人にとって価値のあるものだけが高値になっていく。

ハイパーインフレで一気に大変なことになるというより、一般人が気がつかないうちにお金が薄くなっていく印象。

一気にインフレ来るのではなく、じわじわと価値を失っていくから気がつきにくい。

そして、いつの間にか貯金としていたお金の価値が10年前と比べると半分以下になっていたりもする。

なかなかこれは恐ろしいこと。

そうなる前に、価値が比較的維持されるものをできるだけ保有すること、そして目に見えない人間関係のつながりを大切にしていく事が良いと感じる。

他にも経験に今のうちに変えておくのも良いかもしれない。

お金の価値がなくなり、その価値がそれ以外のものにシフトしていく時代。

どこまでこの状態が続いて広がっていくのか、かなり気になるところ。

そして、自分自身はうまく別の価値あるものにシフトできているのだろうか。








ありがとうございました。

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