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ステルス・マーケティング2.0。YouTuberが行うギリギリの広告戦略について。

以前、こんな記事を書いた。あまりにもしょうもない虚業の会社から虚無のオファーを受け取った話。

記事の中でも少し書いたのだが、僕はこの虚業の二乗みたいなしょうもない会社の人と一度話している。最初は当然ながら「この会社しょうもないな~。イジってnoteのネタにしたろ。ネタ集めで話聞こう」ぐらいのつもりだった。

しかし、想像を絶するおもしろい話が聞けたので、意外と夢中で楽しんでしまった。

彼が教えてくれたのは、この会社がこれまでに手掛けてきた商品の事例だ。この商品は「ステルスマーケティング2.0」とでも言うべき仕掛けによって販売されていた。

巧妙で怪しいビジネスの手法を聞くことは、手品の種明かしを聞くようなカタルシスがある。僕はこの話を聞きながらひたすらに「へえ~!そんな手法あるんですね!上手いことやりますね!」と感心していた。

この手法のおもしろいところは、辛うじてステルスマーケティングとは言えないことだ。最近はYouTuberやインフルエンサーにも倫理観が求められるようになり、ステルスマーケティングへの関与は厳しく批判されるようになってきたけれど、本手法は恐らくステルスマーケティングではない。

だからといって誠実な商売かと言えば当然そんなこともない。絶妙に社会におけるセーフとアウトの境界線を見定めて挑戦している意欲的なグレー商法である。

今日はそんなグレー商法について語ろう。


表に出していい話ではないので、こっそり有料で書く。以下有料になるが、気になる方はぜひ課金して読んでほしい。単品購入(300円)もできるが、定期購読(500円/月)がオススメだ。12月は4本更新なので、バラバラに買うより2.4倍オトク。

それから、この件に関して、僕は単におもしろがっているだけであり、「事実を明るみに出して社会に一石を投じたい」みたいな欲求はまったくない。

「へえ~!そういう手法があるんだ!大人って悪いな~!」とおもしろがるための記事なので、くれぐれも僕のことを社会派ジャーナリストみたいな扱いはしないでほしい。

最近なぜか「この人はこういう卑劣な人間なのでその悪行を白日の下に晒してほしい」みたいな相談が来るが、僕はそういうタイプの人間ではない。僕はジャーナリズムではなくエンターテインメントの人間である。ご理解ください。タレコミはぜひ滝沢ガレソさんとかにどうぞ。


それでは見ていこう。ステルスマーケティング2.0の正体が、こちら……。



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