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何のために”ここ”にいるのか

数日前の話です。

やっと秋田に到着し、翌日には体育館に顔を出すことができました。(家を探しに来た先週も数日体育館に顔を出し、スタッフと数名の選手とは話をすることが出来ましたが)この日は、新たに選手数名と全スタッフと話をすることができました。

リョウ(川田アスレティックトレーナー)とタマ(飯田アスレティックトレーナー)とも対面で会う事ができたのはこの日が初めてでした。

選手のワークアウト後に約1時間、今後に向けた話し合いを二人とスタートさせました。現状把握している事のすり合わせや今後に行っていくべきことを中心に、全体像を確認しつつ、細部まで計画してけたらという時間になりました。

そして、早くもこの日の夜に再度集合して、親睦を深めました(笑)🥩🥩🥩

約10カ月のシーズンで1勝でも多く勝ちを積み上げるという勝負が始まります。そのための準備期間としてまずは7月、8月、9月の約3か月で行うことになります。そう考えると、一緒にパフォーマンスチームを組むこの二人とはなるべく早くから話をはじめ、色々と擦り合わせ、積み重ねていけたらと思っていたので、個人的にはようやく一緒に飯が食えたかあと感じながら、しみじみ緑茶を飲んでました。

今までの活動や取り組み、その時に思ったこと、または育ってきた環境や今後どういうことをしたいかなど初回にも関わらず様々な話ができました。

チーム

勝ち続けるためには、我々はできるだけ早く”チーム”になる必要があります。”グループではなくチーム”です。グループは個人が個人の目標を達成する為に集まっている形態です。一方でチームは共通の目標を達成する為に補完しあう個人個人が集まり組織になっている形態です。グループとチームは全く別のものです。そして、チームという事は「共通の目標」が必要になってきます。

これから多くの出来事が起こる中で、目の前に並べられた選択肢の中から迅速に一つを選ぶことが求められます。その時に選ぶ基準となるのが、ミッション、ビジョン、バリュー(MVV)になってくると感じています。

ミッション   果たすべき使命
ビジョン   実現したい未来
バリュー   持っていたい価値観

と定義をしています。過去2年間、茨城ロボッツのパフォーマンスチームではこれらをつくり、何かがあればミッションやビジョンに立ち返るようにしていました。

これらMVVの作成は秋田ノーザンハピネッツの新しいパフォーマンスチームでも取り組みたいと思って、2人には伝えました。そうすることによって、枝葉の話し合いで揉めることはなく、そもそも我々はなんのためにここにいるのか?何を果たすのか?という幹に立ち返り話をすることができると確信しています。

もちろん、これらを作っても行動や意見の相違が出てくることはもちろんあります。その時には前提が異なってないか?を確認し、前提をそろえます。そして前提がそろったことをお互いが把握した上で、ディスカッションを行っていきます。

ディスカッション?

個人的にはディスカッションができる人や得意としている人の方が圧倒的に少ない印象です。

その理由はいくつかありそうですが、その中の1つとして

「自分と意見が異なる事」と「異なる意見を持っている人」を混同してしまっているのでは?が挙げられます。自分と意見が違う”だけ”のはずが、いつのまにか自分と意見が違うあの人はダメだ、と解釈してしまっている人をみかけます。

それはどうだろう?と伝えているのはあなたの意見に対してであって、あなた自身に言っているわけではありません。ここは分けて考えたいところです。

そもそも他人なので、自分と100%同じ意見を持っている人は存在しないと思っています。(むしろ思い付かない全く反対のアイデアがあるのではと)

目の前にいるあなたは私と全く違う意見を持っていると思っている。私はA。あなたはB。

では、それぞれの意見をまずテーブルに置いて、ディスカッションを行い、最終的にこの場で答えを出す

という流れでいきますが、良いですか?

と納得をしてもらった上で話を丁寧にできたら良いなと思っています。

仕事

我々は仕事で''この場''にいます。
仕事ということは、好きな人とは話すけど嫌いな人とは話さないということはあってはいけません。それをしてしまうと、それはただの趣味です。

好きだから嫌いだからは仕事をする上では関係ありません。自分の意見を持ち、伝えなくてはいけない人に直接きちんと自分の口から伝えること。誠実にその人と向き合うこと。逃げないことが大切になってきます。(逃げてしまうこともあるかもしれません。その時は逃げてしまった自分にまずは気付き、次にどうするかを必死に考え行動します)

チームとは、一人一人の集合体です。まずは一人一人と信頼関係をつくり、ベストなチームをつくりたいですね。

サポートありがとうございます! これからもますますがんばります! うれしいです!