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この時期は一年で一番ゾワゾワするけど、一番好きな時期かもしれない。
シーズンが終わって、時間がゆっくり流れるのがわかる。シーズン中より少し遅くまで寝れる(笑)寝すぎて、後悔することもあるけど。
Bリーグ関係者は5月から7月ごろまで少しゾワゾワする時期でもある。所属していたチームから「契約継続」か「契約満了」を言い渡され、「退団」「自由交渉」「新規契約」といった言葉が連日ポストされる。数週間前、数か月前とは異なる場所で新しい人たちとの新しい生活に向けて準備する人もいれば、同じ場所で次のシーズンを迎える人もいる。または別の道を歩み始める人もいる。
今シーズンを振り返ったときに「トレーニング指導」という与えて頂いた機会の中で何が残せたのか?
選手の中に何か残ったのか?
チームに何が残せたのか?
それは一番気になる所で、一番聞いてみたいところでもある。
札幌は緊急事態宣言も出て、特にどこかに行くこともなく(というかやることが多いのでずっと家にいるんだけど。連日連絡している人、騒がしくしてすみません。これから連絡する人よろしく)色々まとめながら、勉強しながら、、それでも、いつも頭にあるのは
どういう人たちと働きたいのか
自分は何をしたいのか
自分はどういう人生をつくりたいのか
自分はどこでどう役に立てるのか
これらはシーズン中だろうとシーズンが終わっても関係なく、比較的いつも頭に浮いている。
「勉強しなよ」って毎日口うるさかった教育ママだった母親が、親父が死んだ後すぐに「やりたいことは全部やろう」「学校の勉強より生きる力だ」と明らかに考え方が180度方向転換をしたのは今でも鮮明に覚えているし、人の死は人の価値観をこうもあっさり変えてしまうのか、と思ったのも今でも記憶している。
正直、親父が死んだことよりも母親の価値観の変化の方に驚いた(小さかったから死というものがよくわかってなかった)それから大塚家の家訓?合言葉?(勝手に言ってるけど)は「挑戦」になったんじゃないかと勝手に思っている。
母親は本気で国籍を変えるために動いているし、(想像の上をいっている。。)日本語教師の資格も取得し、着々とアジアにと渡航する回数も増えている(コロナの前)。そういう人の活動を間近で感じた時に、人間の可能性の大きさを感じると同時に、自分の活動を制限しているのはやっぱり自分自身であり、自分以外の誰も止めていないのだということ。
あなたには向いていない
あなたは辞めた方がよい
あなたにはあっていない
あなたには、、、ない
こういう言葉全てはあなたの活動を止める理由にはならないし、もし、理由になったとしてもそれらを理由として使っているのはあくまでも自分だということ。
自分のチャレンジでチームを変わる人や同じチームで再び挑戦する人、まったく別の道に進むことを選択する人
それぞれの中に迷いや葛藤がありつつも、自分でそれをやると決めた決断や何かに挑戦する姿には魅了される。それが仲間、友人、知人、たとえ会ったことがない人だったとしても。
この時期はそういう時期だから一番好きかもしれない。
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