見出し画像

OKRのメリットとは⁉管理方法やポイントを解説!

今回の記事ではOKRのメリットについて解説していきます。また、OKRを導入する際の注意点なども解説しており、OKRの導入を検討されている方に必見の内容となっておりますので、是非最後までお付き合いください。

HiManagerに無料お問い合わせしたい方はこちら↓

OKRとは?

図2

OKRとは、英語でいう”Objectives and Key Results”の頭文字を取った略称であり、目標設定・管理方法の一つです。

Objectives and Key Resultsは、日本語では「目標と主要な結果」という意味になります。

直訳だとややわかりにくいのですが、

OKR=
①定性的な目標を設定し
②定性目標を達成するために必要な定量目標を設定

以上の2つの要素からなる目標設定手法だと考えると理解しやすいです。

OKRは、基本的に下の画像のようにObjectives(目標)1つに対して、指標となるKey Results(主要な結果)を3つ前後設定します。

Objectives(目標)は定性的なもの、Key Results(主要な結果)は定量的なものを設定し、Key Resultsを全て達成することで、定性的なObjectivesを達成できると考えます。

図3

またOKRは、会社単位、部署・部門単位、社員個人単位で設定し、その全てが繋がるような設計思想になっています。

OKRのメリット

1.方向性を統一できる

OKRを導入する際に、1番最初に行うのは会社全体の目標設定です。OKRでは下の画像のように目標ツリーを構築することが一般的ですが、その頂点に位置するものが会社全体の目標になります。

図4

目標ツリーイメージ

会社全体の目標を軸として、その目標を達成するために部署などの組織・チームの目標、個人の目標へと落とし込んでいきます。

このように目標ツリーを構成することで、組織の全員が個々の目標を追いながらも、会社の目標に向かって仕事に取り組める構造となっており、会社全体の方向性を統一することができます。

個人単位の全て目標が会社全体の目標に繋がっているため、会社内で行われている全ての業務が会社の目標に貢献されるようになり、これまで行っていたかもしれない無駄な業務も削減され、生産性の向上も期待できます。

2.コミュニケーションの活性化

前述したとおり、OKRで設定した目標は個人の目標であってもチーム、部署、会社全体の目標へと繋がっていきます。

そのため、リアルタイムで進捗状況を確認し、課題へ対応することはOKRの高い目標を追っていくために必要不可欠です。

目標ツリーによって、他の従業員の目標も確認できるため、コミュニケーションを取りサポートするなど、従業員同士で意見を出し合いながら目標を追うことが必然的に増加します。

3.モチベーション高く働くことができる

OKRを導入することで、従業員のモチベーションを向上させる効果も期待できます。

OKRのObjectiveに定性的な目標を立てると説明しましたが、例えば営業マンであれば「会社1信頼される営業マンになる」とObjectiveを設定することで、会社に貢献すると共に自己実現を達成できる目標を目指すことができます。

また、Key Resultsに定量的な目標を設定し明確な指標を持つことにより、自身がやるべき仕事も明確になります。

そして、OKRツリーで自身の目標が会社全体の目標に繋がっていると確認することができるため、自分の仕事が会社に貢献していると実感しながら毎日の業務に取り組むことができます。

以上の理由から、やるべき仕事が明確になり、自己実現を目指しながらも仕事で会社に貢献できていると実感しながら働くことが可能になるため、OKRを導入することで従業員のモチベーション向上を期待できます。

画像4

OKR導入の注意点

これまでOKRのメリットを説明しましたが、OKRを導入するうえで注意しなければならないことがあります。それは「リアルタイムでのコミュニケーションを怠らないこと」です。

OKRのメリットとして「コミュニケーションの活性化」を紹介しましたが、反対にコミュニケーションを怠ってしまうとOKRが機能しなくなってしまいます。

OKRは会社全体を大きな目標に向かって前進させていくためにObjectiveに高い目標を設定することが一般的です。

高い目標を設定する際に、上司と部下の間でしっかりとコミュニケーションを取り、お互いに納得できる目標を設定すること、目標設定後もリアルタイムなコミュニケーションを取り、常に状況を把握し、サポートすることが必要です。

コミュニケーションを疎かにしてしまうと、従業員は目標がただただ遠く、プレッシャーを感じるだけで疲弊してしまいます。

高い目標を追う上では、現状と目標へのギャップが大きくなるため、密にコミュニケーションを取らないと、気づいたら達成できないくらいの進捗になっていることも起こりえるため、OKRを導入するうえでリアルタイムでのコミュニケーションは非常に重要なので意識してみてください。

画像5

最後に

ここまでOKRのメリットとOKRを導入するうえでの注意点を説明してきました。

OKRを導入することで会社をよりクリエイティブに大きく前進させることができるため、是非導入を検討してみてください。

OKRに関するより詳しい解説や導入のポイントや流れなどの説明はこちらの記事で詳細にまとめているので是非読んでみてください。↓

・・・
ハイマネージャー
OKR1on1フィードバック人事評価などハイブリッドワークのマネジメントに必要な機能が全て揃ったピープルマネジメント・プラットフォーム「HiManager」の提供、及びマネジメント人事評価に関するコンサルティングを行っています。

ハイマネージャーへの無料お問い合わせはこちら