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人の気持ちを考えることは「他人軸」になるのか
自分軸の話になると、必ずと言っていいほど
話題になることがあります。
自分軸って自己中じゃない?
ワガママってことじゃない?
自分のことばかりで、人の気持ちは考えないの?
みたいな話。
自分軸と自己中(ワガママ)については、
過去の記事で書きましたので、
そちらをご参照ください↓
自分軸や他人軸の言葉の定義によっても
解釈は色々ありますが、
あくまでもここでは、僕の解釈でお話します。
たまに、
他人軸も時には大切です。
そうしないと相手の気持ちを考えられません。
というお話を聞くことがあるんですが、
これは僕の言う「他人軸」とは
言葉の意味がちょっと違うんですね。
「相手の気持ちを考えて」
「人のために」
という行為を、
自分軸ですることもできますし、
他人軸ですることもできます。
これまでもお話している通り、
自分軸か他人軸かは、何をするかではなく
「自分がどういう気持ちでするか」
なんですね。
どうして相手の気持ちを考えたいのか。
「その心は?」が大事なんです。
例えば、
「相手の気持ちを考えてプレゼントを買う」
という行為をするとします。
その時に、自分が
「どうしたら喜んでくれるかな~」
「どんなのが好きだったっけな~」
「あの人のプレゼント選ぶの楽しいな~」
と、その行為自体にワクワクしていれば
それは「そうしたい」という気持ちが
根底にあるので、
思考としては相手のことをメッチャ
考えている状態になってますが、
これは「自分軸」なんです。
愛と喜びで「相手のことを考えたい」
という、自分の純粋な気持ちが原動力
だからです。
一方で、自分が
「相手から良く思われたい」
「どうせ渡すなら嫌な顔されたくない」
「相手の気持ちを考えないのは良くないこと」
という気持ちであった場合は、
根底にあるのは
自分の立場を守りたい
嫌われるのが怖い
人として劣るのが嫌だ
などの恐怖心や思い込みが原動力で、
人の顔色や一般論を気にした行為なので、
これを「他人軸」と僕は言っています。
こうやって見てみると、
自分軸は、他人への純粋な愛
他人軸は、(自分への)保身
っていう図式なんですね。
本当の意味で相手の気持ちを考えるなら、
やっぱり自分軸ですね!
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