家族を想うとき
駆け込みで。今月5本目。
ケン・ローチの前作「私は、ダニエル・ブレイク」で、主人公のダニエルは、いざというときに社会福祉制度を利用させてもらえませんでした。
今作で、主人公のリッキーは、プライドがあるから生活保護は受けないと言って、ギグ・エコノミーの名のもとに行われる搾取(extreme exploitation driven by what we now called "gig economy")に嵌ります。
二人とも、実直に生きてきたのに。
ラストシーン、本当にやるせない気持ちになりました。
同じイギリスの労働者階級の話でも、こちらの本からは、(分断、固定化、状況の悪化、は描かれているものの)コミュニティ(社会)と若者(未来)に対する希望を(少し)感じました。
そして、こちらはノンフィクション(現実)。