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zoom会議でお互いの顔が見やすくなるちょっとした照明工夫

コロナ禍によって一部業態においてzoom等を利用したビデオ会議が浸透しつつあるなか、色々と問題が確認されつつありますが、今日はそのうちの一つ「照明」についてちょっとしたコツをご紹介します。
前回のテイクアウト料理撮影記事同様、ポイントを紹介しますので、あとは皆様それぞれの環境でカスタマイズしていただければと思います。

追記:2020年8月28日
手っ取り早く実利的方法を知りたい方はこちらの記事へどうぞ。

フォトグラファーが勧めるZOOMなどのオンライン会議で自分の表情が相手に伝わるちょっとした照明工夫(ライティング)
https://note.com/kengo_25/n/n5b7d9d29c4c8


ポイントは1点
「照明を自分の後ろ、カメラの前に置かない」

ビデオ会議でこんな状況になってることってありませんか?
(かなり極端な条件設定をしてますが)。

06_バックライト

こんな感じの人が10人画面の中にいたら、こう。

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映ってる人の後ろに照明があるために
1)変に眩しくて画面を長時間見てるのがツラい(点光源が画面にあるのツラいですよね)
2)映ってる本人の顔が見えにくい(照明のせいでカメラの解像度が落ちるので)
3)面白い感じにあって見ていられない(笑ってしまう)
といった問題が生じます。
これ、照明の位置をちょっとだけ工夫するだけで随分ましになります。

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01_60W直射


「照明を自分の後ろ、カメラの前に置かない」とは逆に
「照明を自分の前、カメラの後ろに置く」にしてみました。
これで、もう十分見やすくなりませんか?

ただ、これだとライトの光が直接当たってるので、これはこれでしんどくなります。人は人工光を直射で浴び続けると疲れるんですよ。
ので、ちょっと一工夫してみます。

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02_60W間接

直射をやめて、白壁に向かってライトを向けることで反射光(間接光)を利用します。
画面内の映ってる人の表情もまったりしますね。
(おでこのテカリ具合を見るとわかりやすいですね)
もし、白壁が部屋にない!という方はお店や通販で「模造紙」を購入して壁に貼りましょう。シーツのような白い布でもいいですね。
白いものに照明を当てて、間接光で明るくすることがポイントです。

ちなみに今回使用してるのは、このライト。

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コンビニでも販売してる60W相当のLEDライトです。
お値段一個あたりだいたい7~800円です(他メーカーだともう少しお値段するものもあります)。
今回は手持ち機材で照明を作ってますけど、こんな業務用のスタンドは必要なくて、こういうものを利用するのでも十分です。
https://www.yodobashi.com/product/100000001003168232/
電球と一緒に買うといっぺんにすみますね。

スクリーンショット 2020-04-17 19.07.20

また、今回は右側からライトを当ててますが、これはお好みでどこからでも構わないかと思います。
真ん中の場合はこんな感じ

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08_60W正面

左からの場合

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07_60W左

要は、自分の後ろ、カメラの前に照明を置かないことで、画面内に不必要な照明を入れないようにすると、見ている人にとって見やすい画面になりますよ、というお話です。
ご参考になれば幸いです。



ここからはちょっとした余談なので、お時間ある方に読んでもらえれば。

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03_100W間接

実は今回、先の一般的LEDライトとは別に、撮影で使うプロタイプのLEDでも試しました。
これは100W相当。
とても明るいことがわかってもらえると思います。
これは市販の100Wタイプでも同様に明るくなるので、かけられる費用によっては100W相当でも良いと思います。
一番の差異は顔色。
通常のLEDだとどうしても赤色が出にくいので顔色が綺麗に見えにくいのですが、プロ用LEDだと三色綺麗に出るので、顔色が良く見えます。

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右のライトが該当ライト。
ただし、用途が用途なのでお値段します。
https://panproduct.com/?p=23845

あと、今日の撮影で使用し小道具のうち、カーディガンとTシャツのオンラインショップページを置いておきますので、ぜひご覧ください(メガネは絶版したっぽい)。
カーディガン:https://www.asmart.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&cat=100106242&swrd=&pid=10022639&vid=
Tシャツ:https://www.asmart.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&cat=100106250&swrd=&pid=10022539&vid=

以上、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
逢坂 憲吾 拝



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