ボーカルトレーニングって何?ボイトレとの違いは?
皆様、おはこんばちは!
Liberty Vocal Trainingの福嶋です。
普段は関西を中心に実地ボーカルトレーニングやオンライントレーニングを実施しています。
実は、普段自分の職業紹介をした際に、
・ボーカルトレーナーって歌を教える人?
・ボイストレーニングとボーカルトレーニングって同じもの?
と言われることがたまにあります。
そこで、今回は、自身の仕事を紹介するということも含めて、
ボイストレーニングとボーカルトレーニングの違いを簡単にご説明したいと思います。
ボーカルトレーニングとボイストレーニングの違いは?
まずは、ボイストレーニングとボーカルトレーニングの違いについて、ご説明させていただきます。
ボイストレーニング(ボイトレ)とは?
歌を習うと聞いて、多くの方がイメージするのは、ボイトレ(ボイストレーニング)ではないでしょうか?
よくあるイメージとしては、教室に先生と生徒、ピアノのような楽器があって、ピアノを弾きながら「あああああああああー」のように発声練習をするという感じですかね?
そのイメージは、大方合っています。
ボイトレは、発声を良くすることを主目的とするトレーニングです。
なので、歌のみならず、司会をされたりして発音や発声が職業柄大事な方も受けていたりします。
トレーニングでやる内容としては、発声練習をメインとし、余った時間で楽曲を歌って、発声練習で身につけた感覚を身につけていくというものが多いと思います。
マイクを使わず、口から出たそのままの音に対して、先生が指導をすることが多いのも特徴の1つとしてあると思います。
ボーカルトレーニングとは?
一方で、ボーカルトレーニングとは何だと思いますか?
直訳すると「歌唱訓練」となりますね。
実は、その通りで、ボーカルトレーニングはさまざまな面から歌唱をより良いものにする訓練です。
「さまざまな面ってなんやねん?」
と思ったそこのあなた、もちろんご説明させていただきますので、お待ちください😌
さまざまな面というのは、例として以下のようなものがあります。
・発声能力の向上
・音高管理能力向上
・圧を綺麗に揃える
・マイクコントロール
「結局発声入ってるやないかい!!」
とツッコミたくなったかもしれませんね😂笑
「当たり前じゃないですか!!」
ただし、ボイトレと違う点があるとすれば、
ボーカルトレーニングの考え方としては、
「必ずしも発声が最重要課題ではない!!」
ということです。
「え、発声が良くなかったら歌が上手く聞こえるわけないじゃん」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、私も今のボーカルトレーニングを受ける前は、同じように思っていました。
それは、ボイトレ教室に1年くらい通っていた際に、発声についてしか指摘されたことがなかったからです。
もちろん、ボーカルトレーニングでも発声が違和感の大きな要因となってしまっている場合には、発声の練習を行います。
しかし、せっかくこの記事を読んでくださった皆様にぜひ覚えていただきたいことがあります。
それは
「あなたの歌唱をより良くするための要素は発声以外にもたくさんある!」
ということです。
では、何が課題なのか?や最優先で解決すべき課題は何なのか?については、1人1人の目標や歌唱により当然異なってきます。
ここまでで、何となくボイストレーニングとボーカルトレーニングの違いについて、理解できてきたでしょうか?
では続いては、結局どちらを受ける方が良いのか?について私の意見を書かせていただきます。
ボイトレとボーカルトレーニングどちらを受けた方が良い?
結論、多くの方はボーカルトレーニングをお勧めします!
理由としては、以下の通りです。
・発声のみ練習をしてても歌を練習する楽しさを感じにくいから
・発声が良くなるだけで歌が上手く聞こえるとは限らないから
・マイクコントロールを身につけないと歌の魅力が十分に伝わらないと思うから
順番にご説明させていただきます。
発声のみの練習では歌を練習する楽しさを感じにくい
実は自分がボイトレを受けていた時代に、よく感じていたことです。
ボイトレで教えてもらった、発声を良くするための基礎練習を繰り返して、それを楽曲を歌う際に活用していく。
これにより、低音や高音が少し出やすくなったかな?と感じる。
もちろん。この成長を感じることができることは素晴らしいことです。
しかし、以下のようにも思っていました。
・発声は良くなっているはずなのに、他人からの評価はあまり変わらない
・歌を自由に表現するための方法を教えて欲しい
・発声のような地道な練習だけをするのはとてもきつい
皆様も、同じように感じたことないでしょうか?
これを解決してくれたのが、ボーカルトレーニングの受講でした。
ボーカルトレーニングにて、歌を上手くするためのいろんな要素を知ることで、歌の練習をすることがとても楽しくなりました。
もちろん。発声練習のような地道で楽しくないと感じる練習をすることも歌が上手くなるためには必要不可欠だと思います。
しかし、せっかく趣味として歌をやるのであれば、楽しさを感じながら練習してほしいと私は思っています。
その楽しさを加えるのが、「より魅力的な歌唱に近づくための表現」を手に入れることだと思っています。
例えば、憧れの歌手のように歌いたくて、表現を真似する練習をしている時って楽しくないですか?
地道な練習と楽しい練習を上手く混ぜて練習することが、歌を楽しく長続きしてやるためのコツだと私は思っています。
発声が良くなるだけで歌が上手くなるとは限らない
これは、よくよく考えてみれば、当たり前じゃんと思いませんか?
例えば、発声がめちゃくちゃ綺麗で魅力的な音色だけど、音高を全部外している歌唱があった時に、果たして聞いた方は上手いと思うでしょうか?
一部の方は、そのあまりにも魅力的な音色にハマってしまい上手いと言うかもしれません。
しかし、ほとんどの方々は上手いとは思わないと思います。
先ほど、「発声以外にも歌をより良くする要素がたくさんある」
と言いましたが、ここに関係しています。
一番ある勘違いとして、
「発声さえ良くなれば歌が劇的に上手くなる」
というものがあります。
私は、これは絶対に違うと思います。
発声が、歌を上手くするための大きな要素であるため、発声練習をすることが、歌を上手くなるために糧になるということは間違いありません。
しかし、もし発声さえ良くなればいいんだと思いながら歌の練習をされている方がいれば、一回ボーカルトレーニングを受講してほしいです。
きっと世界が広がって衝撃を受けると思います。
マイクコントロールを身につけないと、聞き手に魅力が十分に伝わらない
3つ目に関しては、マイクを使うことのないジャンル(声楽など)を歌唱される方にとっては、関係ないです。
しかし、多くの音楽ジャンル(JーPOP、演歌・歌謡曲、ジャズ、R&Bなど)では、マイクを使用して歌唱すると思います。
そこで、1つ質問です。
聞き手はどこから出る音を聞いて、あなたの歌唱を評価すると思いますか?
答えは、
「スピーカーから出る音」
です。
もっと言うと、あなたの口からマイクに音が入り、ケーブルなどを通してスピーカーから出た音です。
極論、スピーカーから出る音さえよくすれば、発声がよかろうと悪かろうと関係ないんです。
そのためには、マイクコントロールを身につけることは必須だと思いませんか??
どんなに上手い歌を歌唱していても、マイクの使い方が下手くそで、破裂音(ボン、ボン)があることにより、聞き手に対して違和感を与えてしまうことって、非常に勿体無いです。
ですので、私のボーカルトレーニングは、マイクとスピーカーの環境が整っているカラオケボックスで実施して、マイクの使い方によっても歌を上手く聞こえさせることもできるということを、実感していただいております。
最後に
まずは、ここまで記事を読んでいただきありがとうございました🙇♂️
今回は、ボーカルトレーニングというものもあるんだよということを知ってほしいため、ボイストレーニングとボーカルトレーニングの違いというところを記事にさせていただきました。
1つ勘違いをして欲しくないのは、私はボイストレーニングを否定しているわけではないということです。
ボイトレにて発声をよくすることは、歌を上手くなりたい方にとっては、必須ですし、重要な要素の1つだと思います。
しかし、あまりにも発声にこだわりすぎて、なかなか歌が上手くならないで悩んでいる方があまりにも多すぎると思ったため、ボーカルトレーニングというものがあるということをご紹介させていただきました。
ぜひ、この記事を読んでみて、ボーカルトレーニングにご興味を持っていただいた方は、以下リンクよりLiberty Vocal TrainingのHPを覗いてみてください。
受ける前に当然不安があると思いますので、HP内のインタビュー記事であったり、お客様の声をご覧になっていただき、参考にしてみてください。
それでも不安であったり、質問やご相談したいことがある方は、トレーニング受講前に1時間無料で電話相談も可能ですので、お気軽に私までメッセージをください。
それでは、またお会いできることを楽しみにしております😊
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