見出し画像

ボードゲーム『サラウアバク』の仲間たち -でじさん-

こんにちは!
2人用推理ボードゲーム『サラウアバク』企画・ゲームデザインの大塚健吾です。

いろいろありました。
すげぇいろいろありました。
何からいきましょうか。

『サラウアバク』
4Gamerさんとファミ通さんにご紹介いただき、めっちゃ嬉しかったです!

自分の写真の左下に“ファミ通.com”って書かれているの興奮しました。

あと、PV31,000回再生。ありがとうございます!

……で、
ゲームマーケット当日。
印刷会社王道エンターテイメントの納品遅延で一個も届かない!!

いや~、死ぬかと思った!!
そのへん語るとちょっとシャレにならない話も出てくるんで省きますけど、
比喩表現とかじゃなくて、マジで死ぬかと思った!!

実物一個もない中、250個もご購入くださり本当にありがとうございました!
皆さんにお送り先の書いていただいて、ホントにお手数おかけしました。
ありがとうございました!!

その後、Amazonでの販売が始まりました。
ゲームマーケットで購入いただいた方全員に届いてからと思い、当初の予定より大分遅れて一般販売開始しました。

Amazon【おもちゃ】人気度ランキング・ボードゲーム新着ランキング
初登場1位になりました!

なんかホントいろいろあって精神的に不安定でしたが、
ようやく落ち着いてきました。

僕が今こうしてなんとかなっているのは、
応援いただいている皆様と、今回お世話になっているすげぇ人達のおかげです!!
ありがとうございます!!

で、今回。
落ち着いたら、やりたいと思っていたヤツ。
“お世話になっているすげぇ人達がどれだけすげぇのか”を書いていきたいと思います。

……ご本人に無許可で。
めっちゃ緊張しますね!
すげぇ人達、ホントすげぇ人達なんですよ!
こえ~。こえ~。
もし、この記事が削除されたら、僕、多分、怒られてます。

初回はでじさんを。

出嶋勉。decoct design。
グラフィックデザイナー。
ボードゲーム『ボブジテン』、『シノミリア』のアートワーク。
『白と黒でトリテ』ゲームデザイン・アートワーク。
書籍の装丁等。

っていうか、あれですよね。
僕のnote見てくださってる方にはコレ言うのが早いですね。

こちらの方です。

この“裏の世界の闇の帝王”がでじさんです。

「でじさんはちょっと気抜くと、すぐ、優しい良いパパの顔になる」
カメラマンの言葉が印象的です。

グラフィックデザイナーでじさん。

僕がでじさんのすごさを全て正しく理解しているかは結構あやしいです。
“グラフィックデザイナー”についても、
“コンセプトや機能が正しく伝わるようにいい感じに考えて配置したり描いたりする人”
という雑な理解をしています。

そんでも、僕だからこそ断言できることがあります。

ここを読んでくださっている方はボードゲームの制作に興味ある方が多いと思います。
中には自分でボードゲームを作ってみたいという方もいらっしゃるでしょう。
そうした方に僭越ながら自分から一つアドバイスをさせてください。

ボードゲーム制作において最初にやるべきことは何か?

とにかく全力で!なにがなんでも!このお方を!
でじさんを口説き落としてください!!

はい。
『サラウアバク』制作にあたって一番最初にやったことは
ゲームアイデアをでじさんに認めていただくことでした。

でじさんのお宅で、でじさんと息子さんの対戦を眺めてる時、
実はめちゃくちゃ緊張していました。

正直、『サラウアバク』制作。錚々たる方ばかり揃っていますけど、
こと、“ボードゲーム制作”って言い方したら、でじさんが最強です。

日々、たくさんボードゲーム会に参加されていて、
たくさんのボードゲームを所有されていて、
海外からも取り寄せて、それがどんどん増えていって、
家族ともたくさんのボードゲームを遊んでいる
プロのグラフィックデザイナー。
そんなもん最強ですよ!!

なんかこう、大塚健吾が一人いても
「こんなんやったら面白くね!?」
って言い続けるだけで、いっこうにボードゲームは作れません。
僕基本ゲーム案しか出せません。

僕の印象で言うと、でじさん何でも出来ます。
ゲーム案を出せて、プレイヤーが遊びやすく伝わるアートワークを描けて、魅力的なパッケージデザインも。

余談ですけど、なんなら、あれっすよ。パッケージ裏のこの部分。

僕「タイトルの“サラウ”と“アバク”。辞書っぽく説明したら素敵かも」
でじさん「ああ。辞書ですか。前に本業でやってますよ」

結果、5分で出来上がりました。すごすぎる。

今回、“ボードゲームにめちゃくちゃ本気の小説を付ける”とか、
他にも細かいところでいろいろ奇抜なアイデアを詰め込んでいますが、
それらを思いついたときに必ず唱えていた一言があって。

「大丈夫です。でじさんがなんとかしてくれます」

コレをひたすら言い続けて突っ走ってきた印象です。
ホントすみません。ホントありがとうございます。

薄い知識で語ると、このへんデジタルゲームだと、
でじさんのポジション“プログラマー”とかにあたるんでしょうか。
アイデアを実際に形にする人。
さらに言うと、でじさん“UIデザイン”にも特に強い印象があります。
プレイヤーがボードゲーム遊んでいて、プレイに集中できるコンポーネントデザイン。

そういう僕がなんとなくでしかしゃべれない部分をプロの目線でデザインしていただいています。

今回、コンポーネントのイメージとして、
「大塚さんやりたいのってこういうのでしょう?」
と、最初期にでじさんからいただいたものがありまして。

権利関係的に一応モザイクを

この雰囲気のカードで心理戦を楽しめるのか!と、安心して制作を進めることができました。

また余談ですけど、世の中、本当は分けられていない事を無理矢理分けて表現するのあるじゃないですか。
犬派、猫派とか。いや、別に、どっちも超可愛くて大好きだよ。とか。
右脳派、左脳派とか。いや、別に、人間右脳も左脳もどっちも使って考えてるけど。とか。

そんなんで言うと、
でじさんはデザイナーとして様々な理論を腹に入れて、
ボードゲームプレイヤーとして気持ち良いかどうかを最重要視して、
制作されているという印象です。僕の勝手な。
そりゃあ、めちゃくちゃ強いよなぁと。

もう一個、僕が個人的にでじさんに憧れている部分がありまして、
それがTwitterです。

例えば、海外出版のボードゲーム作品の日本語版が出版され、
それが元々のコンセプトを理解していない、あまり良くない改変が行われていた際、
でじさん結構キッチリTwitterで批判されるんですよね。

ボードゲーム作品に対する思いと、
それ以上に、己の仕事に対する誇りが伝わってきて、
めちゃくちゃカッコイイな!と思っています。

繰り返しになりますけど、
マジで、ボードゲーム制作。優秀なグラフィックデザイナーさんいないと絶対大変です。

PVの“ボードゲームクリエイター”って名乗るときの定義として、
“超面白くて斬新なゲームのルールやシステムを考える人”
ってだけなら、あれですけど、
“それによって、プレイヤーに意図した体験してもらえるように考える人”
ってするなら、でじさんのようなすげぇ人に頼りまくらないと全然やっていけません。

本当にお世話になっております。ありがとうございます!

まだまだ、語り足りませんが、今回このへんで。
息子さんのファッションのコーディネートについて指導してたとき怖かった話とか語り足りませんが、このへんで。


『サラウアバク』よろしくお願いいたします。

そして、でじさんのTwitterはこちらです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?