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IT系フリーランスになって半年、収入やワークライフバランスを振り返ってみた

どうも、けんごです。

2023年12月からフリーランスになってから約半年が経ったので、どのような形で進んだか振り返ってみます。

こんな方はぜひご一読を。

・フリーランスになるか悩んでいるIT系の方
・IT系のフリーランス(デザイナーやエンジニア)に興味がある方
・僕の知人
・フリーランスの生態系に興味がある方

該当しない方は最近僕がハマっている終電系(?)youtuberの動画をご覧ください。

お仕事について

僕は主にIT系のフリーランスコンサルとして活動しています。

が、元々ベンチャー系IT企業のPdMとして色んなプロジェクトに携わってきたこともあり、コンサル以外にも職種としては以下のお仕事がありました。

  • UXデザイナー

  • HP制作(shopifyディレクター)

  • WEBマーケター

  • PM

あまり大規模な組織に属したことがなかったこともあり、会社員時代にグロースやUXに関わるタスクを横断的にやっていたことが活きてきたことを今になって実感しています。

フリーランスは手持ちの武器が多いと強いぞ。

抱えている案件数

ありがたいことに今年に入ってからは常時3〜4件の案件を並行して行っている状態です。

ただ、案件の入れ替わりが激しい状況が続いています。
2ヶ月に1件くらいは案件が切れるイメージです。
特に納品ベースの案件を多く続けている場合は常に新しい案件を探すことになります。

逆にマーケ系の案件や長期契約の案件に関しては長く続く印象ありです。

案件探しをあまりしたくない場合はマーケティングやコンサルタントとしての案件を増やすといいかもしれませんね。

(僕はそこまで案件探すのが苦ではないので、コンサルやマーケ案件と並行して納品ベースの案件も普通にやってます。一発の単価が高いのでね。)

案件は3つのルートで獲得中

IT系のフリーランスになってから、僕は以下の経路で案件を獲得しました。
それぞれ、メリット・デメリットもあるので、各経路について簡単に解説します。

1、エージェント

いわゆるフリーランス向けの案件紹介エージェントさんです。
代表的な会社さんだとレバテックさんやmid workさんなどがいます。

ちなみに僕はDYMテックさんから案件をいただいてます。

エージェントさんから案件を紹介してもらい、今でもその案件を継続して対応しています。

そんなエージェントさん案件のメリデメはこちら!

【メリット】
・単価が高い
・比較的案件継続率が高い
・エージェントさんが間に入ってサポートしてくれる

【デメリット】
・高いスキルが求められる
・ある程度のスキルがないとそもそも案件が決まらない
・自分のできることしか任されないので、成長機会がない
・エンジニア以外の案件は少ない

まとめると、
単価高くて企業さんとの交渉も楽だけど、成長機会ないし中継ぎ投手みたいな仕事になりがちです。
ただし、エンジニアの場合は別です!

2、知り合いの紹介

お次は知り合いの紹介です。

前の職場の同僚やXのフォロワー、知り合いの知り合いからお話しをいただいたことがあります。

知り合いだけで3件くらいお話しをいただいているので、知り合いや知人を頼るのもいいかもしれませんね。
ちなみに、人脈の広がりと実績が増えれば増えるほど、紹介が連鎖が始まります。

【メリット】
・案件の成約率が高い
・安心感がある

【デメリット】
・知り合い次第で地雷案件も舞い込んでくるので要注意
・紹介先と知り合いでコミュニケーション齟齬が発生していることがある

3、営業

最後は自分で営業する方法です。
異業種交流会等のイベントに参加したり、ココナラ等を使ってリードを獲得する方法があります。

営業ができる方やメンタル強い方は営業しましょう。

【メリット】
・営業力がつく
・コネができる
・自分の顧客となり得るターゲット像が浮かんでくる

【デメリット】
・単純にきつい
・営業活動費が地味にかかる

【おまけ】4、求人応募

このルートで案件獲得したことはないのですが、sokudanやwantedlyに掲載されている案件に応募する方法もあります。
ただ、副業案件とはいえ会社員みたいな条件での契約を提示されることが多いので、フラフラしたいタイプの人にはあまりお勧めしません。

お金と時間の変化

労働時間とお金について解説します。

比較軸は会社員自体の私です。
ちなみに会社員自体の私はこんな感じでした。

【収入】
・日本の平均年収を上回るくらい
・世代平均でもお金をもらってる方
・定期的にお金もらえる(月給制)
・年金と保険に収入をそこそこ持ってかれる

【稼働時間】
・週5フレックス勤務
・出社とリモートのハイブリット
・働く時間は比較的自由に決められたが、コアタイムの縛りあり

上記の状態と比較しながら、主に収入と時間について振り返りたいと思います。

収入について

結論から述べると、収入は会社員時代より減る見込みです。

ただ、その代わり手取りの視点で見ると、手取りは会社員時代より少しだけ減る程度で収まる見込みとなっています。

””経費申請”"やらで節税対策をすることができるので、大きな収入減少とはなっていません。贅沢も普通にできます。
(家賃や通信費等を経費にできるのがつよいです。)

ただ、月によって収入の変化があるので、その点は会社員自体と比べると少しキツいと感じています。

稼働時間について

稼働時間に関しては大きな変化がありました。

現在は週25~30時間程度の労働時間となっています。
会社員時代に比べると稼働時間が大幅に減っただけでなく、好きな時に働けるようになっています。

会社員時代と比べて余暇が生まれたので、好きなことができます。
同級生が働いている平日真っ昼間にポケカしたりゲームしたり、旅行にいったりできます。

最高だね。

気づいたこと

会社員からフリーランスになって、以下の結果が出ました。

・稼働時間ごとの単価が上がった
・収入と稼働時間も自分で決められるように

ただ、自分で収入や稼働時間を左右できるようになった一方で、何かトラブルがあっても誰も守ってくれないので全てが自己責任になります。

よかった点

次に私が感じたフリーランスになってよかった点を4つ述べます。これらの点を踏まえて、自由な働き方が私にもたらしたポジティブな影響を具体的に述べたいと思います。

1、ストレスフリーになった

  • 対人間のストレス軽減:組織にいる中で感じるストレスが大幅に軽減されました。対人関係のストレスが90%減ったと感じます。

  • 意思決定の自由:自分で意思決定して物事を進めることが容易になり、ストレスフリーな環境を享受しています。自分のことを自分で決めることの気持ちよさ、いいですよ。

2、時間に余裕ができた

  • 余暇の確保:稼働時間を調整することで、あえて余暇を多めに作ることができました。遊び呆けたり、ゆっくりする時間が増えました。

  • 稼ぎと時間のバランスが取れるように:稼ぎたい場合は余暇を削ることもありますが、自己管理ができるようになりました。

3、視野が広がった

  • IT界隈以外の知見:非IT事業者やITに疎い方々のコンサルを通じて、ITとその利用者に対する知見が広がりました。UXを生業とする仕事をする上で大きなプラスになっています。

  • 多様な経験:様々な会社に同時参画することで、各事業やビジネスモデルへの知見が広がりました。しかし、最低限のリテラシーが欠如しているにも関わらずIT事業を営んでる人や、詐欺的な事業者が多いことにも気づきました。"IT"と一括りにしても、有象無象がいるんだなあと。

4、ビジネスを覚えられる

  • 価格設定の経験:自分の値段を自分で決めることで、商売の基本を学びました。

  • "ビジネス"の理解:営業を通じて「ビジネス」の本質を理解することができた気がします。自分をどうやって売り、顧客を満足させる関係を築けるかどうかを深ぼることができたと思ってます。

課題

メリットがあった一方で課題に感じていることが3つあります。
このあたりの課題も以下に待めました。

1. 収入の不安定さ

  • 収入の波:フリーランスの宿命として、収入が安定しないことがあります。

  • 自己資金を増やして安定化させる必要性:自己資金を安定させるためには、将来の収益を見越し、案件数を増やしたり、高単価案件を積極的に取りに行く必要があります。

2. 自宅で仕事ができない問題

  • 自宅の誘惑がつよい:余暇が多い環境では、家にいるとついだらけてしまうことがあります。気づいたら寝ながらYOUTUBEを見ていることも。

  • 作業環境の工夫がマスト:案件が進まない場合、コワーキングスペースなどの利用が必要になることもあります。集中できる環境を用意する必要があります。

3. やりがいの不足

  • 社会貢献の欠如:仕事で知的好奇心は満たされているものの、社会や世の中への貢献が不足していると感じることがあります。ゆえに自分自身のビジョンを明確にする必要性を感じています。

今後の目標

1. 自分のビジネスを持ちたい

  • クライアントワークに頼るだけでなく、自分自身のビジネスを持ちたいと考えています。

  • 自分のビジネスやプロダクトを持つことで、収入の安定化に寄与する可能性があります。

2. ノマドライフをする

  • 世界各国で仕事しながら生活してみたいと考えています。異文化と日本を比較することが私のライフワークです。

  • 異文化の中で”仕事”という生活を組み込むことで新たな視点や学びが得られると思っています。多分。

3. 拠点作り

  • 職場の設立:いわゆる"職場"を作りたいと考えています。

  • 集中できる環境:自宅ではだらけてしまうため、専用の職場を持つことが必要です。そろそろコワーキングスペース借りますかね、、、

まとめ

色々と書きましたが、僕自身は脱サラしてフリーランスになって正解だったと感じています。
ストレスフリーになった点と時間を自由に使えることになったメリットが大きすぎるので、、、!

元から行動力があり、自分のスキルをしっかり強化できる人であればフリーランスはとてもおすすめです。
(ただし、行動力に自信がなく、自発的にスキルをつけられない人はフリーランスになるのやめましょう。会社員はいいぞ)

今後もやりたいことを考えながら、ゆるゆると生きていければと思っております!では!

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