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技術や知識よりも「困っている人を助けたい」という想い

最近、日曜劇場「Tokyo MER〜走る救急救命室〜」にハマっています。死者ゼロを掲げて結成された救急救命医療チームが次々に災害現場で救助活動を行っていきますが、その中でも喜多見チーフの現場で繰り広げられる手術は、ブラックジャックを見ているようなハラハラ感があり、1時間の枠を最初から最後まで楽しませてくれます。

今回noteで筆を取ったのは、第2話の内容を見て深く感銘を受けたため、それを書き残したくなったからです。

1: あらすじ

第2話では、クラッシュ症候群に気付けず危うく患者を死なせてしまうところだった研修医の弦巻比奈さん(中条あやみさん)が、目の前の命を救うという試練と立ち向かうお話が描かれます。自分のミスを心に引きずったままMERの業務を続ける中、夏祭りでの爆発事故が起こり、MERの緊急出動命令が下ります。

危機管理対策室から「研修医はサポートに回るように」との指示が出ますが、現場では二次災害が発生し、医師の人手不足状態になり、チーフの喜多見さんは、研修医の弦巻さんにトリアージ(災害などで同時に多数の患者が出た際に、手当の緊急度に従って優先順をつけること)を命じます。

政治的な理由で、Tokyo  MERを潰したい厚生労働省医政局長の久我山が「MERの解体理由になるのでは」と、その様子を高見の見物する中で、研修医の弦巻さんは、腹部出血で命に危険が迫っている患者さんを目の前にします。そして喜多見チーフから「目の前の命は救えるのはお前以外に誰もいない」と釘を刺され、オペをすることを決断する。結果としては、喜多見チーフのサポートが入り、無事命を救うことができました。

2: 僕が感じたこと

第2話で感じたことは以下の2つ。

1つは昨年から続く、新型コロナウイルスによる感染の最前列で活動されている医療従事者への感謝。ドラマで描かれることで、命を救うということの大変さと大切さを感じることができ、改めて感謝しています🙏

そして、もう1つは、僕は医師ではないため命を救うという試練の大変さは計り知れませんが、研修医の弦巻さんが目の前の命を救おうと立ち向かう姿勢は、大学院を修了して社会に出てから、まだ2年ちょっとしか経っていない僕に対して、すごく感じるものがありました。

社会に出ると当然、僕より技術を持った人や知識を持った人がたくさんいます。その人たちと比べて、「こんな自分が判断して間違っていたらどうしよう」と不安になることもあります。

第2話のラストに、弦巻さんが喜多見チーフに自分をMERに入れた理由を聞く場面で、喜多見チーフが

「履歴書の志望理由に”命を救いたいから”と書いてあった。純粋に人の命を救いたいって医者は少ないと思うんですよね」

と言っていたのですが、目の前の状況に対して最善を尽くすことは若いとか年齢に関係なく、技術や知識よりも「最善を尽くしたい」と思える志の方が大事なんだと感じました。そして、これは個人的な見解ですが、技術や知識は必要な場面で補っていけばいいのだと思いました。

ビジネスの現場でも
メーカーの研究開発の現場でも
困っている人の課題を解決する点では同じ

「困っている人を助けたい」

それだけは忘れずに、日々の仕事で、その想いを行動に移していこうと思いました。

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