一期一会
数日前のこと。
北海道を地場に活動していたバンド こけしDollのベーシストが2017年にガン告知を受けて闘病の末、今年の4月に亡くなっていたことを、某ニュースサイト内に投稿された、故人の遺したブログやSNSとの向き合い方という記事を偶然目にして知った。 享年37歳。
バンドを知ったきっかけは、当時ハマって何度か足を運んだつしまみれのライブのうち、下北のシェルターでの2マンライブ。 ↓はその時のイベントTシャツ。
こけしDollを、主観で感じたままに例えると、「チバユースケがVo.のニルヴァーナ」とでも言うと、イメージが伝わるだろうか。 スリーピースのガールズバンドなんだが、とにかくカッコイイ!の一言に尽きる。
東京でライブやるのはそう多くなかったようで、つしまみれと出会ってなければこけしDollとも出会えなかったに違いないわけだが、残念なことに自分が観れたのは2008年のこのライブ1回きり。。
その後バンドは解散し、メンバーの個々人の活動やプライベートの変遷を経て2018年から活動再開。
ただ、バンドに対してそれほど思い入れがあったわけでもなく、唯一所有している音源「殺生体内」を時々思い出したように聴いてただけなので、偉そうに語れる身分ではないのが正直なところ。
90年代に出会い衝撃を受け、音源はほぼ網羅していたSUPER JUNKEY MONKEYは一度もライブを見ること叶わずヴォーカルが他界してしまったことを思うと、00年代に自分の中に多少なりとも爪痕を残してくれたこけしDollをリアル体験できたことは、貴重な財産のひとつだと思う。
故人の御冥福をお祈りします。
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